「運がいいなあ」
最近よく感じます。
以前から “ 運 ” についてよくお話することがありましたが、それは私の人生が自分の力とかではなく、 “ 運 ” で成り立っているからだと感じているからです。
香取くんもCMで「うん!、運!」って言ってますよね。
なので、運が良くなることは何でもしたい!
そう思っていると、運がいい人が周りに集まってくるんですよね。これが!
そう言えば、ビジネスで成功している人程 “ 運 ” をよく意識されていることをご存知でしたか?
不思議ですよね。
実力があれば、運なんていらない様な気がしますが・・・
海外旅行会社で最大手のエイチ・アイ・エスの創業者で、日本を代表する起業家の一人である澤田秀雄も、会社を経営するにあたって何を見るかというと、経営者の運の良さを見ると語っておられます。
その経営者の運の良さを見ます。
運の悪い経営者は、いつか経営がおかしくなる。
経営センスも大事ですが、その人の持っている運はもっと大事です。
会社経営は不確実性が大きいですからね。
会社経営において、経営者の運は重要な要素です。
運というのは70%くらいは分かりますね。
その人がどういう人生を歩んできたか。その人の人間性はどうか。
プラス志向な人はたいてい運がいいですね。
マイナス志向な人からは運も離れていきますから。
あと、その人が付き合っている人や会社も大事なポイントです。
運のいい人は、運のいい人や運のいい会社と付き合っています。
まさに “ 類は友を呼ぶ ” です。
また運にはバイオリズムがあります。
運がいい時もあれば、悪い時もある。
ちなみに運の悪い時の対処法としては、無理して動かないことです。
運の悪い時に無理に動いたら、事態をより悪化させるだけです。
嵐が吹いている時は、外に出ないに限ります。
ジッとしていれば、しばらくしたら運も良くなります。
また、運の悪い時は運のいい人と積極的に会うことです。
運のいい人が、自分自身の運の悪さをカバーしてくれますから。
世の中は陰陽で回っています。
光があれば陰もある。晴れの日があれば、雨の日もある。
昼があれば、夜もある。
つまり、人生いい時もあれば悪い時もあるんです。
この陰陽のバランスをとることが重要です。
このバランスは国家や企業、そして人にも当てはまります。
国家がバランスを崩すと革命や暴動が起こる。
企業がバランスを崩せば倒産する。
人の体もバランスを崩すと、健康を害します。
国家も企業も人も陰陽のバランスをとりながら進化発展していくんです。
このバランスを知るということは非常に大事です。
平成バブルが崩壊したのも、このバランスを崩したのが原因です。
世の中全体が陽に傾きすぎたので、その反動として、その後の長い不況、つまり陰が訪れたわけです。
どちらか一方に傾くと、その反動が必ず来ます。
会社経営も陰陽のバランスが大事。
しかもバランスというのは低いところに偏っていく性質があります。
営業力が弱い会社は、営業の低いレベルに合わせてバランスが合う。
つまり悪いところに合って、バランスがとられるんです。
経理が弱ければ、その経理の低いレベルに会社全体が偏っていく。
だからこそ会社経営では自社の弱い部分を常に補強することが大事になります。
そうやって会社全体のバランスをとりながら成長していくのが理想です。
ちなみに成長はいいことですが、急成長するのは危険です。
急成長というのは、会社全体のバランスを崩すリスクを孕んでいるからです。
澤田ホールディングス代表 澤田秀雄
私自身は、“ 運 ”がいいと感じることは、モノ、お金ということもありますが、一番は “ ヒト ”ですね。
冒頭でお伝えしたように、最近よく感じます。
私の周りの人達は、みんなよく頑張っている人ばかりです。
これは仕事だけではなく、プライベートなこと、家庭のことなど、そのひとでしかわからないことだと思いますが、きちんと丁寧に向き合っている姿を見るだけでも元気をもらえます。
そんな話が聞けるだけでも運がいい!
では、運がいい人と出会うためにはどうするか?
“類は友を呼ぶ”
どうもこの言葉の意味をしっかり受け止めて、これから生きていくことが必要なようです。
院長 野村