「循環器内科でなぜスポーツ栄養外来なの?」
そう思われる方が多いのではないでしょうか。
当院は2011年に開院して以来、循環器疾患の治療を中心に生活習慣病の管理も積極的に行ってきました。
しかし、食事もきちんと摂取して、運動も積極的にされているにも関わらず、動悸、めまい、胸痛などに悩まされ、当院を受診される方がおられます。
運動ができる方に心疾患を認めることは非常に少なく、原因はそれ以外にあります。
その一つが “ 栄養 ” です。
特に、スポーツを積極的にされている中学生、高校生のお子さんは、日々の運動で疲れやすくなっています。
本来、練習を重ねれば結果もついてくるはずなのに…
・持久力が無くなってきた
・タイムが落ちている (特に長距離選手)
・運動後の筋肉疲労が取れにくい
・ケガをしやすく、治りにくい
・精神的にも弱くなってきた
実は、循環器疾患を心配されて当院を受診されるほとんどのお子さんは、これらの諸問題を持っておられます。
これらは、練習不足が原因ではなく、栄養不足が原因の可能性があり、成長期のお子さんの栄養素の見逃しが運動中の重大なケガに繋がるケースもあることからも、早期に栄養不足を確認する必要があります。
当院は、分子整合栄養学(オーソモレキュラー療法)を診療に取り入れ、今までにもスポーツをされているお子さん達の体調を栄養療法で改善してきた経緯があります。
スポーツを健康的に継続するためにも、日々の栄養を見直すことは、将来の体調管理にもとても重要なことです。
近年、予防医学が重要視される中、当院は生活習慣病の指導だけではなく、スポーツを通じて食生活(栄養)の重要性を伝えていきたいと考えています。
栄養を摂ることはトレーニングの一つです。
ケガをして病院へ行くのではなく、ケガをしにくいからだ作りをしてみませんか?
当院では採血結果から栄養状態を確認し、食事療法および医療用サプリメントで体調の改善を図っています。
スポーツ栄養外来を希望される方は、お電話にてお問い合わせください。