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聞こえなかった声に振り返る

2012年10月16日

先週は、私の人生にとって大革命の時でした。

 

厄払いに始まり、一生続けると決めていたことを止め、家族と真剣に向き合い、42年間で学ばなければならなかったことを一気に気付かされました。

 

そして、今週は今までにない清々しい気持ちでスタートし、新しい自分がいます。

 

ちょっと抽象的な表現で申し訳ないのですが、みなさんも、今までの自分から変わりたいと思うことってありませんか?

 

 

自分を変えるということ。

 

 

そのきっかけづくりに関して、心理カウンセラーのひすいこうたろうさんのお話がとてもよかったので、今日はご紹介したいと思います。

 

 

 

 

いままでの古い自分を倒し、新しい自分と出会いたいと思うときありませんか?


 そんなときは、明治維新の立役者、坂本龍馬がいかにして革命を成し遂げたかが、とても参考になります。
 
倒幕。

 

264年間続いた江戸幕府を倒した坂本龍馬にはこんな逸話が残っています。


 当時、土佐藩では長刀が流行していましたが、龍馬は短刀。


 「なぜ、短刀なのか?」と友人が聞くと、「実戦では短い刀のほうが取り出しがよいから」と龍馬は答えました。
 
友人はさっそく短刀を差し、龍馬に会いにいくと、彼は懐から拳銃を取り出し、「銃の前には刀なんて役に立たない」と言いました。
 
納得した友人は拳銃を買い求め、再び彼に会ったところ、龍馬は何と言ったか?万国公法(国際法)の洋書を取り出し、「これからは世界を知らなければならない」

龍馬はまず土佐藩を脱藩し、自分を縛っているものから脱出しました。そして日本発の株式会社となる亀山社中・海援隊を結成し、貿易を始めます。
 
「鎖国」という枠の中で暮らしていた時代に、龍馬は自由の身になり異国の智恵を取り入れたのです。
 
龍馬は視野が違った。

 

見えている風景が圧倒的に違ったのです。
 

だから世の中の流れが見えた。

 

流れが見えた人だけが革命を起こせます。
 
さて、古い自分を倒すにはどうするか?
 

それは「出会う」ことです。
 
「こんなふうに生きている人がいるのだ」「こんな考えがあるんだ」と自分の常識を蹴飛ばしてくれる異邦人と出会うことです。
 
それが「自分維新」の鍵を握っています。


 異邦人は教えてくれます。


 自分はこんなに狭い価値観に縛られていたのかと。


 そこに気づくこと。

 

いつだって革命はそこからはじまります。
 
「命」を「革(あらた)にする」と書いて「革命」です。

 

 

             心にズドン!と響く「運命」の言葉  ひすいこうたろう  王様文庫

 

 

 

自分の心に響く真剣な気持ちに出会えた時、人は変われると思います。

 

そんな気持ちを伝えてくれるのは、実は、すぐそばにいる人かもしれません。

 

聞こえていたはずなのに、聞こうとしなかった自分。

 

視野を広げるためには、多くの人、多くの出来事と出会うことが必要なようです。

 

みなさんも、ぜひ普段の生活からそう心がけてみてください。

 

きっと見える光景が違ってくるはずです。

 

 

                                       院長 野村
 

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