「頑張って」「頑張れ」
日常の会話やメールでよく使われる言葉です。
何か新しいことに挑戦しようとしている人、失敗して落ち込んでる人など「頑張って」を使って励ましの言葉をおくっていることが多いです。
そもそも、「頑張る」とはどういうことをいうのでしょう。
「頑張ろう」「頑張らなきゃ」と自分自身を奮い立たせているとき、何をどうしようと考えていますか?
相手に「頑張って」とメッセージを送るとき、相手にどうしてほしいと思っていますか?
「頑張る」の内容は人それぞれ違っています。
「勉強を頑張る人」「早起きを頑張る人」「約束をきちんと守れるように頑張る人」など。
必要以上に自分に気合を入れて「頑張るぞ」と意気込んでいるとき、意外に何をどうするのか明確になっていない時が多いような気がします。
明確になっていないから、うまくいかなかったときに落ち込んでしまうのかもしれません。
自分の「頑張る」が具体的にどういうことなのかを見つけ、漠然とした頑張るではなくて「自分が取り組むこと」という目標を考えてみることが大切です。
私も、よく子供たちに「頑張ってね」と朝、送り出していました。
すると、息子が「頑張ってるが!!」と言ったことがありました。
確かに・・・
頑張っていることを「頑張れ」と言われると私も苦痛だと思いました。
しかも、それが漠然とした「頑張れ」ならなおさらです。
それ以降、子供たちには「今日も楽しんで!」と送り出すようにしています。
昨日のミーティングでも院長から「頑張りますって言うときは力が入っているとき。楽しいですというときこそ自然に頑張れている」という話がありました。
確かに、楽しい時は、あれこれ考えなくてもどんどん前へ前へ進んでいるように思います。
楽しいと自然に笑顔もこぼれ、さらに楽しさが倍増します。
そうすると、前に進むスピードがアップしますね。
院長をはじめ、常に全力の当院スタッフですが、さらに加速することが出来るように何事も笑顔でパワーアップしていきたいと思います。
看護師 森