まだまだ暑い日が続きそうですね。
来たる8月31日は、『ヤサイの日』だそうです。
そこで、夏のトラブルとお別れするための野菜活用法を紹介しましょう!
“夏バテ“ その主な原因は水分の過剰摂取による消化機能の低下です。
そこでオススメしたいのが、オクラと大根。
オクラの粘りの成分“ムチン”は胃の粘膜を守り、大根に含まれる“ジアスターゼ”は消化を促進し
ます。
日焼け後のお肌が気になる方は、ジャガイモ・人参をどうぞ!
この時期のジャガイモは皮膚の代謝を良くするビタミンCが春先の約4倍!!
人参もビタミンAに変化して、肌のコンディションを整える“カロチン”が約2倍と豊富です。
ところで、皆さんは『一物全体食』という言葉をご存じですか?!
食物を丸ごと食べて、バランス良く栄養を摂るということで、野菜も穀物も魚も生きているもの
には余分なものはありません。
野菜は根から葉まで、小魚は頭から尾まで、全部食べます。
お米なら玄米、小麦粉なら全粒粉、ということになります。
たとえば、スーパーマーケットではよく葉の部分が切り落とされた大根が並んでいますが、ビタ
ミンCの豊富な葉を捨ててしまうのは、もったいない話です。
人参に含まれる“βーカロチン”は、皮の下の部分に最も多く含まれていますし、ジャガイモは皮つ
きのまま調理するとビタミンCの損失を最小限に抑えることができます。
また、キャベツの一番外側の葉には、全体平均の約2.7倍のビタミンCが含まれているのだそう
です。
野菜は、皮を剥かず、水にさらさず、茹でこぼさず、が基本です!
灰汁もうまみの内と考え、化学合成農薬の使用をできるだけ控えた野菜を選ぶことも大切です。
特に、秋野菜は冬に向けて身を守ろうとするため、皮の近くにたくさん栄養を蓄えています。
皮も捨てずにコトコト煮込めば、水溶性食物繊維やミネラルが溶け出し、栄養満点のスープが出来
上がりますよ!!
捨てるところが無いということは、すなわち、ゴミも出ないのでエコロジカルな食べ方にもつなが
ります。
野菜を丸ごと食べて、丸ごと元気な体を作り「…の秋」を迎えましょう!
私はやっぱり『食欲の秋』かな(*^_^*)
受付 渡邉