眠りたいのに眠れない、非常につらいですね。
現代人の5人に1人が眠ることに関する悩みを抱えているようです。
なぜ眠れないのか?
不眠症の原因に「精神的ストレス」をあげている人が多いように、思考という病、「思考病」に陥り、脳が暴走している状態になっているからです。
しかし、眠れない時に限ったことではないと言います。
仕事や食事や何か作業をしている日中は、「とりあえずやること」に気を取られて、実は心の背景で鳴り響く思考のノイズに気がついていないだけなのです。
いったん寝ようとして布団に入ると、他に刺激がないので、潜在化していて見えなかった思考のノイズが、一気に表面化してきます。
思考病に陥っている人は、いつでも刺激を求めるクセがついていて、刺激がなくなるとすぐに新しい刺激を求めて、思考に逃げ込んでしまうのです。
思考の中でも、より刺激の強い心配ごとや不安などの煩悩へ逃げ込み、そこからいろいろと思考を暴走させてしまうので、脳が興奮し、いつまでも眠ることができなくなるというわけです。
私も最近、眠れないときがあります。
たぶん、この状態なのでしょうね。
そんなに、たいした悩みでもないのに、自分で勝手に思考の暴風雨によって自分を大変な目に合わしてるのだと自覚することが大事なのかなと思います。
私の今のところの対処法は、お笑い芸人のDVDを借りてきて、何も考えずに単純に笑い、
その気分のまま速攻寝ます。
強制的に脳に無駄な思考をする暇を与えないようにしてます。
日付けが変わる前に眠り、朝ばっちりと目が覚め、余計な思考のノイズが残ることなく一日を始めたいものです。
「考えない考えない、ひとやすみ、ひとやすみ。」
検査技師 河合