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夏の風物詩

2012年08月17日

お盆は過ぎましたが、まだまだ暑い毎日が続いています。

 

夏の風物詩というアンケートがあったのですが、 スイカ 海水浴 せみ そうめん 風鈴・・・

なるほどと思うものが上げられていました。

 

なかでも常にトップ3入りしているのが「花火」。

 

日本の花火は海外でも人気が高く、世界の日本花火として知られています。

 

そして日本人は「花火好き」としても知られているようです。

 

考えてみると小さい頃、夏になると家の庭先で手持ち花火をしたり、花火大会に出掛けたりと身近に花火があったような気がします。

 

出向くことがなくても、花火関連のイベント事は周囲にたくさんありました。

 

そんな経験もあってか自分自身、夏=花火というイメージが勝手についているのかもしれません。

 

花火は火薬で作られていて夜空で化合物の燃焼が起こっているわけですが、それによって生まれる単純な爆発音や光だけのものなら、びっくりはしても人の心に感動を残すことはないはずです。

 

【花火が人を感動させるのは、音や光の強さだけでなく「美しさ」を同時にもっていたから。

美の追求に花火師が没頭してきた結果、日本の花火は「美しさ」を手に入れ、火薬が燃焼するだけの化学反応から芸術になったのです】

 

これもまた美しい表現だなぁと思いました。

 

夜空にぱっと咲いてぱっと散る一瞬の美しさ、綺麗だけどあっという間に終わってしまうそんな「はかなさ」が日本人の精神と合っているのではないかとも言われています。

 

最近は花火の世界でも国際交流が盛んで、どの国でも綺麗な花火が見られるようになったそうですが、多くの国では花火を上げる日というのが国によって決まっていて(独立記念日や新年の年明けなど)、イベント事に用いられることが多いようです。

 

一方日本では「○○花火大会」と名前が付くように、花火そのものがメインになっているというのが特徴的です。

 

中国のブログでは【花火は日本の伝統文化の一つであり、日本人は「心」で花火を観賞するという】とも書かれていました。

 

今まで特に意識せずにただ綺麗だと思っていましたが、日本人と花火はどうやら深い心のつながりがあったような気がします。

 

夏の風物詩・・・数あるなかでそれぞれが何を思い浮かべるのでしょうか。

 

 

                        

                                                            看護師 福重

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