ビールが美味しい季節ですね。
ビアガーデンにはもう行かれましたか??
汗をかいた後の1杯はたまりません(#^.^#)
ところが、汗とビールは痛風につながるあまりよくない組み合わせのようで、耳の痛い話です。
痛風とは、足などの関節に尿酸が溜まって炎症を起こす病気です。
バロメーターは尿酸値で、体内に残った尿酸は体温の低い指先などの関節内で尿酸結晶となり、この
結晶が雪崩のようにはがれると白血球が異物とみなし、激痛を伴う発作が起きるようです。
アルコールは体内で分解されるときに尿酸がつくられます。
中でも、ビールは尿酸の素となるプリン体が多く含まれているので飲み過ぎはダメです。
特に、汗で体内の水分が不足しているときには、アルコールなどの摂取によって体内の尿酸の濃度が
急上昇しやすいのでご用心!!
また、魚の干物や肉のレバーなどプリン体を多く含む食品をビールのあてにするのもほどほどに。
ところで、プリン体は調理法で減らせるのをご存じですか?!
水に溶けやすい性質のプリン体は、一度茹でてから調理することで抑えることができます。
また、ホイル焼きも中にキッチンペーパーを敷くことでプリン体や油が吸収され、ヘルシーになりま
す。
痛風は、対策次第でずいぶん予防できる病気です。
セルフケアで重要な点を5つご紹介します。
①食事 … 量を減らせば摂取するプリン体の量も減るので、食べ過ぎは禁物です。
②お酒 … ビールはプリン体の量が多いと言うが、アルコール自体が尿酸値を上げる作用がある為
飲酒量を抑えることが重要です。
③水分 … 尿の量が減ると体の中の尿酸が溜まってしまい尿酸は汗から体外へ出にくいので要注意
④運動 … ウォーキングやジョギングのような軽い運動のほうが良いようです。
⑤ストレス … 痛風の人は仕事依存症の人が多いと言われ、行動パターンが尿酸値を上げる要因の
ようです。
痛風は95%は男性の病気と言われていますが、女性もお酒を多く飲む人は注意が必要!
発症は、30~40代が多く若くても肥満の人は「予備軍」と考えたほうが良いようです。
生活習慣の改善を心掛け、元気に夏を乗り切りましょう!
受付 渡邉