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高校球児から学ぶこと

2012年07月31日

連日、オリンピックの話題でもちきりですが、同じスポーツ界で昨日、全国高校野球選手権大会の

 

出場校49校がすべて出そろいました!

 

そして、高野連から8月8日の第94回全国高校野球選手権大会開会式で、始球式のバッテリーと入

 

場行進の先導役を、東日本大震災で被災した福島、岩手、宮城各県の球児が務める。と発表されま

 

した。

 

 

始球式の投手は、福島第一原発事故で避難生活を送りながら、連合チーム「相双福島」のエースと

 

して活躍した福島県立双葉高校2年、猪狩駿君。

 

捕手は、震災の津波で母と姉、祖母を失い、自宅も流され、今は仮設住宅で父や姉弟と暮らす岩手

 

県立大槌高校3年、金野利也君。

 

先導役は、震災で校舎やグランドを失ったが、仮設校舎の近くで部員やOBらと手作りしたグラン

 

ドで野球を続けた宮城県農業高校3年、佐々木大地君です。

 

 

昨年の開会式では、震災の被害を受けた宮城県の気仙沼向洋高と志津川高の選手が横断幕を持って

 

入場行進をしましたね。

 

昨年大会でも、震災により大切なものや人をたくさんを失った彼らが、悲しみ寂しさを乗り越え全

 

力プレーする姿をみて、逆にこちらがたくさんの勇気や元気をもらいました。

 

 

今年の始球式のバッテリーと入場行進の先導役に抜擢された3名は、昨日の会見で様々な想いを胸に

 

、抱負を述べていました。

 

その中でも、私は先導役を務める佐々木君の「堂々と元気よく、被災地代表として役目を果たした

 

い。全国の皆さんに無事に野球ができている事や、感謝の気持ちを伝えたい」という力強い抱負が

 

強く印象に残りました。

 

 

私たちも、日々当たり前の物事を失った時に、そのもののありがたさや当たり前のものの中にある

 

幸せに気づくことがあります。

 

健康もそうです。 家族に対しても、友人、職場でお世話になっている仲間に対してもそうです。

 

元気でいること、一緒にいて日々支えてくれていることを当たり前に思わず、それはありがたいこ

 

とであることを忘れず、感謝の気持ちを持ち続けられる自分でいようと思います。

 

 

8日から始まる高校野球選手権大会で、高校球児の純粋な瞳、全力プレーから、今年もたくさんの

 

勇気や元気をもらうことでしょう!

 

甲子園球場にいるかのように、選手と一緒になって感動の涙を流したいです(>_<)☆

 

オリンピック観戦と同時進行で、来週からは高校野球観戦も始まって大忙しになりますね。

 

52年ぶりの復活出場を決めた宮崎県代表宮崎工業高等学校の活躍にも期待しましょう♪

 

 

                                    受付 海老原

 

 

 

 

 

 

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