もうそろそろ梅雨明けでしょうか?!
連日、九州北部では“今までに経験したことのない大雨”として、活発化した梅雨前線の影響で記録
的な大雨に見舞われた九州地方が報道されていますが、同じく、連日『いじめ』のニュースが流れ
ています。
心痛むニュースです。
大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題は、多くの親に「他人事でない」という思いを抱かせ
たのではないでしょうか?
いじめから子どもを守るために、親は何ができるのでしょうか…
ある新聞記事で教育評論家の尾木直樹さんは、中学校で「いじめられている」と家族に打ち明けら
れるのは、女の子で8割ぐらい、男の子は1割ぐらい。
普段とは違う変化が全身からにじみでているはず。
シャツに靴の跡がついている、カバンが切られる、金遣いが荒くなる。肌身離さず持っていた携帯
を持たなくなったらすぐわかる。思春期だからと距離を置いてはいけない。
大事なのはイエス、ノー以外で答えられる質問をすること。
いじめは許さない、あなたを絶対に守るという気迫が伝わった時に、初めて子どもは打ち明けてく
れる。と話されていました。
大津の問題が大きく報道された7月初めから1週間で、尾木さんのブログには220万件以上のア
クセスがあり、いじめに悩む人達からの訴えのメールが寄せられているそうです。
いじめが続いたり、二度と起こらないように、子どもからなにかしらのサインがあったり、おかし
い様子があれば積極的に声を掛けて改善や防止に努めたいものです。
子どもにとって絶対的存在の親。
いくつになっても親は親。どんな時でも子を守ってくれるのも親。変わりはいません。
普段からの、なんでも話せる親子関係、話しやすい家庭環境の大切さを感じるとともに、自分の家
庭環境を振り返り、小さい頃から『ただいま~。今日ね…』と、毎日なんでも話せる家庭だったこ
とを幸せに思いました。
受付 榊田