昨日は、週に1回のヒーロ戦隊のテレビが放送される日でした。
息子は、朝早くからスタンバイし、集中して見ていました。
ヒーローが大好きで、遊びも剣や銃を振り回したりするので、お友達にけがをさせるんじゃないかとヒヤヒヤすることもあります。
親はヒヤヒヤしていますが、子供はこの戦いごっこからもしっかり学んでいるそうです。
戦いごっこをすることで「正義感」が芽生え、「みんなのために頑張りたい」「力の弱い人たちを助けたい」と自然に思えるようになるそうです。
ほかにも、「自分はやればできるんだ」という『自己有能感』(自分を肯定的に受け止め、自分を励まし、褒める心の働き)持つことが出来るようになり、自分自身を励ましたり、失敗を許したりできる力も生まれてくるそうです。
また、お友達と関わる能力が育ち、友達と一致団結するチームワークの大切さも学んでいくそうです。
保育園での様子はわかりませんが、お迎えに行ったときにお友達との会話を聞いてみると、今まで自分たちの事が中心の会話だけでしたが、自分の家族のことを話したりしています。
家族の話をすることで、息子のお友達は娘のことを気にかけてくれるようになり、手を引いて誘導してくれたりします。
言葉で教えたわけではないけれど、お友達同士、仲間意識が生まれ自分たちだけじゃなくその兄妹も大切にしようという気持ちが出てきたのでしょうか。
先日、保育園で遊具で遊んでる時に息子がけがをしました。
本人は、黙って必死に痛みをこらえていたそうですが、それに気づいたお友達が先生に伝えてくれたそうです。
このような行動もチームワークからなのかなと思ったのですが、詳細をきくとけがの原因は息子にあり、本人も「マズイ」と思ったようで、泣くに泣けなかったようです。
お友達もそれを察してくれたのでしょうか・・・(^_^;)
親としてみれば「いわんこっちゃない!!」と喉元まで出てきていましたが、息子もそれを身に染みて感じているのか多くを語ろうとしません。
今回のことで、彼自身学んだこともあるでしょうし、お友達のありがたさも感じたことと思います。
彼の感じたことを大切にして、見守っていきたいと思います。
看護師 森