先週末、二日間、過剰にお酒を摂取したため、宮崎市内のホテルの中にある、お風呂&サウナの店に行きました。
そこのお風呂の中には椅子があり、ちょうどお腹のあたりまでお湯がくる、いわゆる半身浴状態になります。
10分も入っていると、かなりの汗が吹き出してきます。
そこの壁に半身浴についての看板があったので、ちょっと紹介しますね。
「頭を冷やし、足を温かくし、体を窮屈にするな。そうすれば、お前は、すべての医者をあざ笑うことができるだろう。」(頭寒足熱)
18世紀初頭のオランダにいたブールハーウエなる名医の言葉らしいですが、真偽はともかく人間の体は、上半身は温度が高く(心臓を中心に37度前後)、下半身は低い(足先は31度以下)。
このような体温の上下差は、全身の血液循環を悪くする。
血液循環が悪くなると、動脈からは十分な酸素や栄養が送られてこない。
静脈からは炭酸ガスや老廃物がスムーズに出ていかない。
そうした状態が続くと、しだいに体調が低下し、病気を招くことになる。と書いてありました。
私たちが普段何気なく入っているお風呂ですが、浴槽に入ったお湯で体にかかる水圧は500キロ以上にもなるといわれて、ウエストが3~5センチも縮んでしまうほどの圧力みたいです。
半身浴は心臓に負担をかけずに、重力で下半身にたまった血液を、水圧によって心臓に押し戻す方向に働くため、安全な血流の状態にしてくれます。
40も半ばを過ぎ、いつのまにか、疲れが抜けにくい体となってしまいました。
お風呂でもサウナでも、疲れやストレス、一時的ではありますが解消してくれます。
体がほぐれて体の細胞が喜ぶあの感じ、何なんでしょうね?
かなりの体の水分とミネラルが失われますので、入浴後の十分な水分補給を忘れずに。
検査技師 河合