先日、娘は誕生日を迎えました。
娘はおなかの中にいる頃から反抗的で(笑)
ずーっと逆子でした。
お尻を下にして両足をピーンとまっすぐ伸ばしたまま。
Vの字がお気に入りだったようです。
おかげで帝王切開となり、人生初の手術に挑みました。
こういうときって、
医療者だといろいろ判ってしまうので、怖さも倍増(;_;)
手術中は「今○○してるんだ」「今からこうやって、ああやって」と
頭の中はフル回転してました。
おなかから出たての娘を見たときは、正直「私の子!?」と思いました。
髪の毛がキンキラキン☆だったんです。
泣き声も弱弱しく、めぇ~^_^;
なにはともあれ
無事に五体満足。すこやかに大きくなってくれています。
私にとって、この出産の経験は「患者体験」でもあり、
看護師として いろいろなことを考えさせられた出来事でした。
検査・入院・手術すべてにおいてつきまとう不安や恐怖
何とも言えない「逃げられない感」
やはり自分で経験しないとわからないものですね。
手術用の点滴がこんなに痛いものだと実感したのもこの時です(+_+)
母親になるという経験もさることながら、
看護師としても大切なことを学んだ出産でした。
あれから9年。
早いものです。
毎年、毎年同じように思い返しては、想いを新たにしています。
娘ももうすぐ思春期。。。
出産にまつわる私の医療書が愛読書となりつつあるようです(笑)
看護師 加藤