最近、子供たちが「せっかく○○したのに~」と良く言います。
こうやって子供たちが言うということは、私たち親が使っているのだと思います。
「のに」という言葉を使うとき・・・
見返りを求めているときや、見返りがないことに腹を立てたり、悲しんだりしているときがほとんどではないでしょうか。
私たちは生活の中で、よく「求める」ことをします。
求める気持ちは、相手が期待通りにしてくれなければ不満を感じたり、こちらがやってあげたことに
相手が答えてくれなければ、ガッカリしたり、相手を批判する気持ちになったりすることがあります。
例えば、プレゼントを贈った、手伝ったなどという行為と気持ちに期待した反応がないと自分の気持
ちまで否定してしまうことがあります。
「こんなことしなければよかった」「どうしてこんなことしたんだろう」と・・・
しかし、これは受け止め方次第だと思います。
自分の気持ちを否定せず、「タイミングが悪かった」など相手を変えるのではなくて自分のとらえ方
を変えることで、相手との関係が次のステップに進むのではないでしょうか。
それは、「成長」へ繋がると思います。
自分の気持ちを大切にしながら、次のステップにつなげれるように。
まずは、子供たちの「○○なのに~」を優しく受け入れる事ができるように成長していきたいと思います。
看護師 森