この時季から夏場にかけてスポーツ中に多く起こる熱中症。
暑さが原因で体温調節が上手くできなくなるからで、通常体温が上がると皮膚に血液が集まり、外気
に熱を放出する、また、汗をかいて蒸発させて体温を下げる。
だが、気温や湿度が高かったり水分不足で血液が減ったりすると熱を放出できず体内にこもってしま
い、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状が出る。
意識障害や痙攣が起き、命にかかわることもある。
前日より急に温度が上がった日や、温度が低くても多湿の日は要注意!
時間帯では、午前中は10時ごろ、午後では13時から14時ごろに発症件数が多くなっている。
運動中はこまめに水分補給をすることが大切で、暑くなる前から徐々に運動量を増やして体を慣ら
し、汗をかきやすくすることも必要。
梅雨の晴れ間など、気温が急上昇した時は、運動量を減らすなど工夫されるといいようです。
スポーツ中の人だけでなく、幼児、高齢者、肥満者、睡眠不足、発熱のある人などにも多く発症して
いる。
就労前の水分補給、発汗によって失った水分・塩分の補給、睡眠を十分とり、休息をとりながら作業
するなどして、予防することが大切です。
節電が予想されるこの夏、熱中症にならないよう体調管理をしっかりして快適に過ごしたいもので
す。
受付 渡邉