昨日は、家族で動物園に行ってきました。
久しぶりの動物園に子供たちも喜んでいました。
3つの保育園が親子遠足をしており、動物園全体が子供たちの笑い声にあふれており、ほのぼのとした雰囲気でした。
動物を見ていると、横にいた一組の夫婦の会話が聞こえてきました。
妻「草ばっかり食べて、おいしっちゃろか?」
夫「動物はい~ね~。草で文句も言わんと、なんも悩みなく生きちょっちゃろ~ね~」
妻「動物が『これ食べたら太るかもしれん』とか悩んじょったらこわいが(笑)」
夫「じゃんね~(笑)」
私も心の中で笑ってしまいました。
確かに、動物が悩んで考え込む姿は見たことありません。
太るからと言って餌を残すところも見たことありません。
そんな姿を見てみたい気もしますが・・・(*^_^*)
『今日はこころを見つめる日』の中に
犬や猫は今が満腹なら「次のエサをいつ食べられるだろか」などと心配することもなく、しごく満足
そうに毛づくろいなどをしています。
それを見て、私たち人間は「やつらは気楽でいいよな」なんて思いますが、
どちらの幸福度が濃いかといえば、これは「やつら」のほうに軍配が上がります。
いまに満ち足りて、先のことを思いわずらわない。
現在に没頭して、過去のことも未来のことも頭から放している。
とあります。
確かに、その時の欲求をその時々で満たしていく。
後先考えることはないから、常に満足の状態です。
動物は、本能のままに行動しているので、理性を持つ人間と比較出来ない部分もあるとは思いますが
一瞬でも、過去も未来も考えることができないくらい何かに没頭できそれを達成することができたら
さらに、満足した幸福度の高い時間が過ごせるのではないでしょうか。
一瞬でもそんな時間が過ごせることが、幸福度へとつながっていくのではないかと思います。
私も、バタバタと過ぎていく毎日の中で、一瞬立ち止まって自分の幸福度はどうか見つめ直し、たまには「気楽なやつ」になってみたいと思います。
看護師 森