『置かれたところで咲きなさい』
咲くということは、仕方がないと諦めることではなく、自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸
せにすることによって、ここに植えられたのは間違いではなかったと証明すること。
結婚しても、就職しても、子育ても「こんなはずじゃなかった」と、思う事が次から次に出てきま
す。
そんな時にも、その状況の中で“咲く”努力をしてほしい。
どうしても咲けない時もあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと下ろして根を張るのです。
次に咲く花がより大きく美しいものとなるために。
「置かれたところ」は、辛い立場、理不尽、不条理な仕打ち、憎しみの的である時もあるでしょう。
そんな日に、咲く心を持ち続けましょう。
マザー・テレサが、初めて日本に来られた時、一番ビックリしたには「きれいさ」だったと言われ
ました。
街並み、建物、服装のすべて。
しかし、こうも言われたのです。
「きれいな家の中に親子の会話、夫婦のいたわりあい、微笑みがないとしたら、インドの小屋の中
で、仲睦まじく暮らす家族のほうが豊かです。」
(『置かれた場所で咲きなさい』幻冬舎より)
確かに、きれいさはお金で買えますが、心の美しさはお金では買えません。
美しさは、その人の生き方、心の輝き、心の笑顔、他人への想いやりでしょうか?!
『わが身をつねって、人の痛さを知れ』つねられた痛みのわかる美しい人でありたいと思います。
当院も、明日9月5日で1年を迎えます。
たくさんの患者さんと良い出会いがありました。
これからも、良い出会いをするために自分の気持ちを育てていけたらいいなと思ってます。
受付 渡邉