今日から9月ですね。
これから“○○の秋“というフレーズをいたるところで目にするようになてきますね。
やっぱり、一番に頭に浮かぶのは『食欲の秋』でしょうか?!
今日はこの食にちなんだ、ある食べ物プロジェクトのお話をしたいと思います。
≪救缶鳥プロジェクト≫って、ご存じですか??
これは、栃木県にあるパン・アキモトという企業が取り組んでいるもので、非常食だけど、柔らかく、
しかもおいしい。そんな「パンの缶詰」を飢餓や災害に苦しむアフリカ・ジンバブエやハイチなど、
14の国や地域に届ける世界の飢餓対策支援活動です。
賞味期限3年のうち2年は安心できる非常食として購入者に備蓄してもらい、備蓄から2年後、義援
物資として国際貢献に役立てます。
残り約1年の賞味期限の間に、日本中から回収・輸送され、飢餓に苦しむ国々へ届けられるという、
非常食を備えることで、世界の飢餓救済の活動に参加できるプロジェクトです。
このプロジェクトを着想したのは、缶詰を備蓄していた自治体担当者からの「賞味期限がきた缶詰を
処分して」という1本の電話からだったそうです。
”私たちはゴミを作っているのか“とパン職人として葛藤する中、04年にインドネシアのスマトラ沖
で地震が発生し、現地の知人から「売れ残ったパンでいいから送ってほしい」と要請が入り、そこで
、納入したパンの缶詰を賞味期限切れ前に回収し『必要とされる場所』に送るアイデアが浮かんだよ
うです。
この企業のトップ秋元義彦さんは、自らを「根がやじ馬」というだけに、アイデアを思いつくとすぐ
に実行に移す。心に刻むのは、亡き父から受け継いだ「前例がないからこそやってみよう」という言
葉。アキモトのパンで、世界中に元気と笑顔を広めたいと話しておられます。
思い立ったらすぐに実行に移す行動力もすごいなぁと思いますが、そのアイデアにつながるきっかけ
となる物事に気づく事、そして、発想力も素晴らしいなぁと思いました。
チャンスやきっかけは、どこに転がっているかわかりません。
あと4日で開院1周年となります。
この1年間、振り返ってみると、本当にあっという間の1年でした。
様々な出逢いがあり、学ぶことがたくさんありました。
このクリニックに来てから、いろんな刺激を受けることができ、今までよりもだいぶんより広い視野
で物事を見たり考えたりするようになってきましたが、まだまだです。
チャンスは逃さず日々成長できるように、どんどんチャレンジしていきたいと思います。
そして、当院でも、院長やスタッフのパワーで、皆さんに元気と笑顔を広げていきたいと思います。
受付 海老原