普段、自分の発する言葉を意識していますか?
何気なく発する自分の言動の影響力。
我が家の娘は2歳で最近言葉が増えてきました。
「やさしくしてね~」とかかわいらしい言葉もあるのですが、大半は負の言葉。
2歳児特有のイヤイヤ期というのもあるんでしょうが、普段から私たち親の言葉を聞いて真似をしている部分も多いと思います。
ということは・・・
私たちが負の言葉を使っているということですね・・・
無意識のうちに出てしまっている言葉。
私たちにとっては何ともないことですが、沢山のことを吸収しようとしている子供たちにとっては成長する1つの材料になっているんですね。
日本代表のキャプテン、長谷部誠さんが書いた『心を整える』という本の中にも「発する言葉を大切にする」とあります。
愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、現状をとらえる力を鈍らせてしまい、
自分で自分の心をみだしてしまう。
心を正しく整えるためにも愚痴は必要ない。
『痛いけど、頑張ります』と答えるのは、
『100%のプレーができないと思いますけど、許してくださいね』と
言い逃れをしているようだ。
自分が発する言葉というのは、自分自身に語りかけているところがある。
口にした言葉は自分の耳を通じて、自分の心に届く。
何気なく発している言葉。
自分には何ともないと思っていても実際は、しっかり自分の心にも届いているんですね。
ということは、普段からプラスの言葉を発するようにすれば、無意識のうちに心にも届き、プラスで
満たされて行くのではないでしょうか。
確かに、仕事で失敗してそれを口に出すとき、
『失敗してしまった。最悪』というのと『失敗したけど、勉強になった』と言うのとでは今後へのつ
ながり方も違ってくると思います。
また、これを聞いている周りからのその人に対する評価は変わってくると思います。
辛い事やきつい事があってプラスの言葉を発すること自体苦痛に思うこともあると思います。
しかし、そこであえてプラスの言葉を発し、自分自身の心に語りかけ固まった心をゆっくり
ほぐしてあげることも大切ですね。
最後に、長谷部選手が判断をするときに心がけていることをご紹介したいと思います。
岐路に立ったときに、僕は何を大切にしているのか。
もちろん、まだこれだと自信を持って言えるものは見つかっておらず、
今なお模索中だけれど、ひとつだけ意識していることがある。
それは、
『あえて難しいと思った方を選択する』ということだ。
あえて難しいほうを選択する・・・
私たちの身近にも、あえて困難に立ち向かう人がいたような・・・
看護師 森