『負けず嫌いの子どもには、体力がある』
幼稚園に通う園児1075名を対象にした調査で、都市化の進行による子ども達の体力低下が指摘されてい
る。
“やる気がない” “気力がない” 子ども達の増加も指摘され始めた。
文部科学省の全国一斉学力テストからは、体力のある子どもは学力も高い傾向にあり、
「運動をしたり、戸外に積極的に出たりする子どもは活動的で、やる気のある子が多く、それが勉強に
おいても、頑張れる力になっているからでは」
と、岐阜大学 春日准教授は話される。
体力のある子どもと、そうでない子どもの差は、想像以上に大きく、精神的な面にも表れることがわか
り、自我が確立される3~5歳の保育園や幼稚園に入る前からの家庭における習慣が重要であり、この時
期に必要な動きを身につけることが多い。
10歳くらいまでは、いろいろな運動を行うことが大切。
一つのスポーツに絞らず、楽しみながら続けることが大事だが、鬼ごっこや缶けりなど昔の遊びが親か
ら子どもへ伝えられることが少なくなっている。
一方、家遊びの代表であるゲームでは、脳の血流変化を見ると、最初は増加していても徐々に低下し、
後は、血流の低い状態が維持されて、脳は刺激を受けていないことがわかった。
若い時に、身体活動量が少ないと大人になっても運動しない習慣が身に付き、結果的に生活習慣病にな
るリスクが高まるのでは…と、言われています。
穏やかな日に、子ども達と外で遊びながら、生活習慣病予防ができればいいですね!!
受付 渡邉