『大丈夫!大丈夫!』
『いける!いける!』
『余裕!余裕!』
私の弟からよ聞く言葉です。
私には2歳離れた弟がいます。
彼は、美容師として大阪で修行し、自分のお店を構えて4年になります。
この4年、きっといいことばかりではなかったでしょう。
家族としてみれば、私たちの知らない土地で弟はどれだけ認知していただけるのだろう?と初めは心配でいっぱいでした。
特に両親は初めは反対していましたが、彼の熱意に押され半分しぶしぶ承諾しました。
開店してから、『大丈夫?』と聞いても『大丈夫!余裕やで~』と毎回同じ返事。
とは言っても家族ですから、声のトーンや会話の間でうまくいっているかいないかはなんとなくわかります。
不安な日々を過ごしたこともあるでしょうし、歯を食いしばって辛抱した日もあるでしょう。
それでも彼は後ろ向きの言葉は使いません。
スタッフみんなでお客さんにとって心地よい空間、喜んでいただけるサービスは何かを常に考え、時間と労力を惜しまずよりよいサービスを提供する。
そういった日々の積み重ねやスタッフ間の絆がしっかりしていたこともあって、今では、地域の方々にもよくしていただいてるようです。
『後ろ向きな言葉は使わない』
常々、院長が言います。
11月26日の認知症セミナーの講師、原田さんも言われていました。
前向きな言葉を発しモチベーションをあげ、テンションをあげ、それが成功へとつながる。
弟は、自然にそれを行っていたようです。
そして、知らない土地で単身、1から自分にとっても最高の居場所を築きあげた彼を尊敬します。
私も、今以上にテンション上げ、モチベーション上げ、前向き『あげあげ』でいきたいと思います。
看護師 森