大震災から、安心、安全なもの、本当に必要なものを求める時代になってきたと思います。
その中でも、本当に求める人と出会うことも必要となってきました。
企業としても、いい人材を求めています。
世間一般には“人材”という言葉を使いますが、この“じんざい”には4つの漢字があります。
“人罪” “人在” “人材” “人財”
“人罪”は“罪な人”ですから、人に迷惑を掛ける人です。
仕事がいつもいい加減でトラブルを起こしたり、愚痴や人の悪口ばかりを言っている人。
“人在”は存在する人。
そこにいるだけ…という感じの人ですね。
“人材”は、仕事もきっちりやってくれて、技術も知識もあるけれど、辞めてしまっても同じ技術や知識がある人を補えるという人。
材料という認識なので、換えがききます。
“人財”は“財産となる人”
「君がいてくれて本当に良かった」
「君の変わりはいない」
人財とはそう言える人です。
では、“人材”と“人財”の違いは何でしょう?
それは『人間性』です。
私がそう思うのは、仕事は知識や技術でするものではなく、人間性でするものだと思うからです。
私はスタッフにはなんとかそれを伝えたいと思っています。
当院が健康セミナーをあえて外部講師を招いて行うのも、今までに出会ったことのない人達と接することで、スタッフも自分自身を見つめ直し、自分を変えるきっかけにしてほしいと思っているからです。
当院には、多くの方々が健康を求めて来てくださっています。
それに応えるためには、マニュアル的なもの、テクニックだけではなく、どのような心構えで臨むのかという人として大切なこと、『心のあり方』が大切だと思っています。
“あり方”なしに、“やり方”だけ学んでも意味がない。
逆に“あり方”さえしっかりしていれば、“やり方”は自分で考えられるようになる。
当院では、私も含めてみんなで“あり方”をしっかりと身につけて、いい仕事ができる人、必要とされる人になりたいと思っています。
実は今日、あるお方からお手紙をいただきました。
手紙には、当院のスタッフについてお褒めのお言葉が書かれており、院長として本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
間違いなく当院のスタッフは“人財”です。
今日、ホームページのアクセス数も5万件を突破しました!
これだけ多くの方がアクセスしていただけるのもスタッフのおかげです。
これからも私達は、みなさんにとってのあり方を考えていきたいと思っています。
院長 野村