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すじみちを生きる

2018年09月08日

1年ぶりのブログになりました。

9月5日は当院の開院記念日でしたので、この一年を振り返り、これからの1年へ繋がる気持ちをブログに書こうと思っていたところ、9月4日は台風、9月6日は地震と大きな災害が立て続けに起こりました。

今年は近年稀に見る猛暑で、台風の発生もいつもとは違いました。

東日本大震災から、毎年のように日本には自然災害が起こり、何かの警笛ではないかと思えるような感じもします。

自然災害は誰の責任でもありませんが、地球に住む限り、私たちが原因となっていることも確かです。

現在、世界情勢は混沌とし、日本社会でも政治・経済もさることながら、スポーツ界からも埋もれていた問題が、膿のごとく湧き出てきています。


そして淘汰される。


政治で言えば、政党・政治家、経済社会で言えば、会社組織は当然のこと、病院すらも今後淘汰されていくでしょう。

今までは、どちらかと言えば正直者が損をする時代でしたが、これからは正直者が得をする時代です。

天災を見えない世界からのメッセージと捉えるならば、私たちに何が必要で大切なものかを考えさせているのだと思います。

命を考えた時、生きているだけで良かったと思います。

病気になった時、健康であることが大切と思います。

本気で何が大切か考えれば、今、私たちが抱えている諸問題なんて簡単に解決できるのかもしれません。

そろそろ私たちの生き方を真剣に考えないと私たち自身も淘汰されてしまう。


そういう時代になってきたのだと思います。


私がこういう価値観を持っているのは、自分の置かれた家庭環境のおかげで、見えない力を感じることができるようになったからかもしれません。

医師としても何がこれから必要なのかを常に考えさせられていますが、今回は、同じ医師として見えない力を感じられている産婦人科医の池川明先生のお話をご紹介します。




私は産科医として、母子の心身に健やかなお産を模索するうち、子どもたちに「胎内記憶」(子宮にいたときの記憶)があることに気づきました。

私の調査によると、小さな子の約2割に、胎内記憶があります。

さらにその前の記憶、つまりお母さんに宿る前のことを覚えている、というお子さんもいます。

子どもたちは、「雲の上のようなところでのんびり過ごし、どのお母さんのもとに生まれるか、自分で決めて生まれてきた」と語ることが多いのです。

理生(いんやく りお)くんは、「にじ色の星から来た」と語っています。

ふしぎなのですが、ここ数年、「他の星からやってきた」と語るお子さんが、とても増えています。

ご両親は宇宙のはなしなどしていないのに、お子さんから突然、

「ぼく(わたし)は、太陽(土星、金星、他の星座)から、地球に来たよ」

と言いだしたりするのです。

「星の子」の中には、第六感が優れていたり、芸術的な才能があったり、この世のルールに慣れるのに、ちょっぴり戸惑ったりするお子さんもいます。

かつて、私が聞き取り調査したときは、子どもたちは「生まれてきた理由」として、

「人の役に立つためにやってきた」

「お母さんを助けるためにやってきた」

と、語ることがほとんどでした。

ただ、星の子は、それに加えてこんなことをいいます。

「地球を助けるためにやってきた」

理生君は、2011年3月4日に、「人間を自殺させるおばけ」の夢を見ています。

さらに、「世界の終わりは、もうそろそろだ」といった2日後に、東日本大震災と原発事故が起きました。

お母さんの紀子さんは、理生くんのファンタジーと思っていた世界が、現実世界と重なったことに、畏怖を覚えたそうです。

その後、理生くんは沖縄に移住しました。

現在は、琉球伝統の弦楽器、三線(さんしん)を愛する少年として、元気に暮らしています。

理生くんは、こんなふうにも語っています。

「戦争が好きな神様もいる。でも、神さまは戦争できないので、人間にとりついて戦争させる。ほんとうは、人間は、どの神さまとも心でつながって、おはなししなくてはならない」

「ウランの神さまは、悲しんでいる。涙ぐんでいる」

いま、地球は、さまざまな意味で、危機にあります。

それは、人が神さまとの心の会話をなくして、我欲にすべてを費やすようになったことによって、生じているのではないでしょうか。

もしかしたら、現代という時代は、人が本来の生きかたを思い出すための、最後のチャンスかもしれません。

理生くんは、それを「すじみちを生きる」と、呼んでいます。

心の神さまは、外にいるのではなく、すべての人の心の中にいます。

どんな人の心も、神さまの心とつながっていて、その声を聞くことができます。

昔の人は、そのことを、

「お天道さまが見ているよ」

「自分の心にはずかしくない生き方をしなさい」

 という言葉で、教えてきました。

私たちは再び、子どもたちに、「あなたの心の神さまは、なんて言っているの」と聞くことが、たいせつなのではないでしょうか。

星の子たちは、人が神さまの心とつながることを忘れたために、危機にある地球を助けたくて、この世に生を受けたのかもしれません。


    『神さまがくれたひとすじの道』サンマーク出版  メルマガ 「人の心に灯をともす」より




私の好きな言葉に「おかげは我が心にあり」という言葉があります。

これは、私の母が大切にしていた言葉なのですが、40歳を過ぎるまで全くと言っていいほど理解していませんでした。

今まで、何かを成し遂げるには努力して得たものでないといけない。

誰かに認められないといけない。

夢を掲げてそれに向かっていこう。

結果がすべて…

しかし、ある時気づいたんです。

答えを外に向けても何もならない。

人からいろいろ言われても、受け入れられないことばかりで、納得もしない。

結局は答えは、自分の中にある。


よく自分探しをする人がいますが、まさに私はそうでした。

いくらいい話を聞いて盛り上がっても、所詮他人の言葉です。

気分が高ぶっただけで、自分のものにはなりません。


先日、ご縁があってFM宮崎のポッキーさんの番組に生出演させていただきました。

その時に、ポッキーさんから「健康ってなんですか?」と聞かれ、私は「健康は “自己愛” です」と答えました。

健康を考えれば、食生活、生活環境など生きていく上で大切なものを意識するようになり、自分を大切にすることに繋がります。

人は、応援されたり、励まされるとうれしいじゃないですか。

でも、自分で自分を励ましたり、応援することはできないし、なんか変ですよね。

でも、健康を意識すれば、自分を励ましたり応援したりすることと一緒なわけです。

人は、愛されると生きていける。

誰かに愛されようとするのは難しいこともあるけれど、自分を愛することはいつでもできる。

健康へのアプローチは、ひとそれぞれだし、どんなかたちでもいいと思います。

ようするに、健康を意識すると自分を大切にする、自分を愛することになる。


健康は “自己愛”


おかげさまは、健康さま、愛さま、感謝さま!


「おかげは我が心にあり」


すべての答えは、自分の中にある。


ようし、みなさん8年目もドンドン行きますよ!

そろそろあっちの世界に行かなくてはならないようなので。(笑)


                                     院長 野村

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