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1200年前からの夏バテ対策

2012年07月27日

こんにちは。

 

突然ですが『夏痩せにはよく効くウナギを召し上がれ』という友人へのアドバイスが、万葉の歌人

 

大伴家持が詠んだ歌の中にあります。

 

千二百年も前から、夏バテにはウナギがいいと知られていて、土用の丑の日に暑い時期を乗り切る

 

栄養をつけるために、ウナギを食べる習慣が定着したのは江戸時代中後期で、売り上げ不振に悩ん

 

だウナギ屋から相談を受けた平賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し、

 

繁盛したと言われています。

 

丑の日に『う』のつく食べ物(うどん・うり・梅干しなど)を食べると、体に良いとの言い伝えが

 

あり、ウナギが合致したと考えられる。

 

日本の夏は、高温多湿・汗をかきやすく、水分を摂りすぎるため、消化機能が低下し栄養不足や抵

 

抗力の低下を招いています。

 

 

そこで、ウナギの出番です。

 

ウナギには、消化を助け抵抗力を高めるビタミンA・B群が豊富に含まれていて、ビタミンAは牛肉

 

の約150倍も含まれているそうです。

 

科学的にみても、夏バテ対策に適しているというわけです。

 

ビタミンの他にも、汗で失われるミネラルの補給も忘れずに!

 

これを怠ると、胃腸の働きが鈍り、ただでさえ優れない食欲をさらに低下させることになります。

 

ウナギのビタミンと旬の食べ物で栄養補給を!

 

トマトなら、ミネラルと水分を自然に補えます。

 

独特の酸味のもとであるクエン酸が胃を刺激し、胃液の分泌を高めてくれます。

 

カロチンが多いピーマンやかぼちゃなどは野菜炒めで。

 

カロチンは油に溶けて吸収され、体内でビタミンAに変わるからです。

 

夏を元気に乗り切るため、ウナギを食べてスタミナ補給をしたいところですが、今年はウナギの

 

値段が高騰していて例年の2~3倍になっているそうです…

 

 

高いウナギより、わたしはあんころ餅にしておきます。

 

あんころ餅は、関西や北陸地方の習慣で「土用餅」と言って、土用の丑の日にあんころ餅を食べ

 

て精を付けるのだそうです。

 

みなさんは、どちらにされますか?!

 

 

                                   受付  渡邉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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