”老化はかたくなること”
私もそうなのですが、股関節のかたい人は年をとるにつれ、ひざがまがってくるそうです。
仰向けに寝て片足を70度上げ、膝がまっすぐに伸びきらない人はやばいみたいです。
ところで世間では、”あたりまえ体操”というのが流行ってますが…
みなさんは、”真向法”という健康体操をご存じでしょうか?
”マッコウホウ”と読みます。(宗教みたいな名前ですが)
実家に帰ると71歳になる母親(超、元気なんですが)がいつもやっているんです。
しかも自分が真似できないぐらいに、すごく体が柔らかい!
「あんたは、体がすごく固いんだから教えるからしなさい!」っと
この年になっても、怒られながらやらされています。
実は母親は、この体操指導士の資格を持っていて、人に教えているのです。
畳一枚の広さがあればできる単純な体操なんですが、
私みたいに体が超かたい人にとっては、なかなかどうして、きついです。
では、やり方を紹介します。
第1動作 尻を床につけて座り、あぐらをかくように膝を折り、両足の裏を合わせる。
両手で足をつかみ、背筋を伸ばし、「フーッ」と息を吐きながら上体を静かに
前へ倒しいく。
倒せるところまででよいみたいです。以下の動作も同じ、決して無理しない。
第2動作 両足をそろえて前へ伸ばす。息を吐きながら上体を前に倒す。
第3動作 両足を150度ほど広げる。力士がやる「また割り」に似ています。
150度開けない人は開けるところまででよいみたいです。
息を吐きながら上体を前に倒す。
第1~3の動作は、10回繰り返す。
第4動作 正座し、足を尻の幅だけ開き、そこに尻を落とす(割座)。膝が痛くて尻を落とせない
人は、2つ折りした座布団を尻の下に敷くとよいみたいです。
手を後ろにつきながら、上体をゆっくり後ろに倒す。両手を頭上へ伸ばし、
1分間、深呼吸をする。
この動作は繰り返さず、折った膝を伸ばして起き上がる。
以上、4つの動作を合わせて約3分。
毎日、朝夕2回やると、腰が柔らかくなり、筋肉がのびて血行がよくなり、
体が生き生きしてくるそうです。(母親曰く)
*注意点 背骨が曲がっているなど骨格に異常がある人は、
医師と相談してから始めてとのことでした。
ゴルフされる方は、朝、ストレッチでこの体操をしていくと、股関節の可動域広くなり
きっと、いいスコアでまわれますよ!
検査技師 河合