昨日、看護学校時代の旧友が遊びに来てくれました。
数年ぶりだったので、懐かしい昔話で大笑いしたかと思えば、それぞれの近況を真剣に話したりと賑やかな時間でした。
みんな、それぞれの場所で、使命感を持って仕事をしていました。
同じ場所から看護師として巣立った姉妹のような存在の仲間が、頑張っているのを聞くと、嬉しく想い、私にとってもいい刺激になりました。
当院に通院されている患者さんも、日々、一生懸命頑張られている方が多いです。
先日、体調を崩して来院された患者さんがいらっしゃいます。
なかなか体調が戻らず、連日、通院していただき経過を見ながら週末を迎えました。
2連休が明けて、今日来院されたのですが、先週とは見違えるほど表情もよく、満面の笑顔で来られました。
体調も戻って、すっかり元気になったその患者さんが、
『今まで、ちょっと調子が悪くても仕事もあるし、ほっとけば治ると思ってそのままにしてきた。
でも、今回、きつい思いをして今までどんだけ自分の体に優しくしてこなかったか思い知った。
甘く見ていた。これからは、もっと健康に気を付けて、自分を大切にしていかんといかんね』
と笑顔で言われました。
自分の事は後回しにして頑張ってこられた患者さん。
辛い数日間だったと思いますが、そこから気付くものがあったようです。
病気になってしまったことは辛いことでもあるかもしれませんが、そこから自分のライフスタイルを見つめなおし、前向きに改善していこうと1歩を踏み出す。
その1歩がその人のこれからの人生を大きく動かすのではないでしょうか。
私たちも、そんな方々の1歩のお手伝いができることを、嬉しく思います。
出会う方々の笑顔が私たちのエネルギーの源です。
これからも、たくさんの笑顔と出会うことが出来ますように。
私たちも、満面の笑顔で皆さんをお迎えしたいと思います。
看護師 森