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アスリートの心と体

2012年04月26日

 

今年の夏は、ロンドン五輪です。

 

サッカーの対戦相手も先日決まりましたね。

 

 

そこで今回は、“脚光を浴びている女性アスリートの心と体“

 

ロンドン五輪代表を目指す20代体操トップの選手は、女性としての発育の不順をひそかに気にして

 

いる。

 

不順な原因として考えられるのは、ジュニア時代からの厳しい体重管理、体重は日に10回近くチェ

 

ックを受ける。

 

300g増えただけでも、つかめるはずだった段違い平行棒のバーがつかめなくなるなるからだ。

 

ベスト体重は、約40kgと決まっている。

 

その為、食事を抜くことも、1日1食はしょっちゅうで1日合計500キロカロリーを切っていた日

 

もあるとか。

 

 

仮定の話として、「五輪のメダルと将来の自分の子どもとどちらかを選ぶとしたら」と聞いてみたと  

 

ころ、「子どもを産めなくなるか金メダルを取るかと言われたら金メダルを取ります」と迷った末に

 

答えた。

 

今は五輪にすべてをかけて競技に打ち込んでいる。

 

 

体操に限らず、陸上長距離でも同じで、ホルモンバランスが崩れ骨密度が低い状態となる。

 

その為、疲労骨折を起こしやすくなる。

 

練習量が増え、疲労骨折などの故障が増えて、レースにも出られず、自己ベストを更新できずにいる

 

選手も多い。

 

 

ロンドン五輪女子マラソン補欠に選ばれた赤羽有紀子さんは、「競技を長く続けるためには若いころ

 

は余裕をもって20代後半から30代にピークを迎えるのが理想、本当に自分がやりたいという強い

 

思いを持っていれば必ず実現できる。後輩の選手たちにもチャレンジしてほしい」と発言。

 

スポーツジャーナリストの増田明美さんも、「自身の経験から思春期の頃の土台が大事、練習できる

 

体、骨組みが大事だと思う、また、中学から実業団までの指導者間の連携が大事だ」と提言される。

 

 

一つでも多くのメダルを私たちは期待しますが、選手の皆さんは大変な思いで練習されているんです

 

ね。

 

頑張れ日本!と応援したくなりますが、これまでの練習の成果が発揮できる場であればいいと思いま

 

す。

 

 

 

                                  受付  渡邉

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