今日の朝はかなり寒かったですね。
クリニックの隣の畑の水は凍っていましたから。
しかし、今日もクリニックは熱かったですよ。
なんといっても、ようやくダイエットセミナーを開催することができ、おととい告知したにも関わらず、12名もの参加をいただいたんです。
でも、ダイエットセミナーといっても、ただ単に痩せるためのセミナーではありません。
詳しいことは、お知らせにて報告させていただくとして、ともかく今年はものごとのスピードが速いんです。
思ったことが、とにかく形になる。
細かいことはいろいろあるのですが、たとえば、前々回のブログに “教育が国をつくる” と書きました。
実際、健康的な人の豊かさを求め、街づくりを考えると、教育はとても重要なものであると考えており、将来的には教育の分野にも関与していきたいと思っていました。
すると、看護学校の講師の依頼が続けて2件あったり、外来で診察した中学生が、学校でも問題の相談があるといって、クリニックが終わるのを外で待っていたりと、何やら学生達と関わることが多くなりつつあり、いったい本業は何?という感じです。
でも、とてもやりがいがあります。
今日のセミナーもそうですが、自分が伝えることが何かの役に立っていただきたい。
稲盛和夫さんも、“利他の心”を伝えられていますが、利他とは、相手、つまり周囲の人たちを思いやる小さな心がけ。
人は、世の為、そして人の為に何かをしたいという“善”の気持ちを持っています。
最近、あのAKBにも“利他の心”があることを知りました。
先日金スマに出演した内容をご紹介すると、AKBは、2011年日本レコード大賞を受賞し、まさに国民的アイドルグループへと成長しました。
ここ2年位で、急にテレビやファッション誌に出るようになったため、デビューしたのは最近かなと思われがちですが、結成されたのは約6年前。
いきなり国民的アイドルグループになったワケではありませんでした。
結成当初、秋葉原の劇場で、ほとんどお客さんがいない日もあったそうです。
毎日、毎日、「やめたいっ、いつやめれるんだろう」って。
思うように売れていないAKBを去っていくメンバーも後を絶たなく、今残っているメンバーでさえ、当時は去っていくメンバーが正解だとも思っていたと言います。
ある日のステージ、お客さんを集めようと、メンバー達も必死に寒空の下でビラを配りました。
しかし、ほとんどお客さんは来ませんでした。
ステージ後、メンバー同士泣いて悔しがっていると、AKB48の生みの親「秋元 康」さんが来て、
こう言いました。
「何を泣いているんだ!お客さんは少ないけど、0じゃない!目の前の1人を倒せないで、100人、1000人は倒せないぞ!まずは、目の前の1人を感動させることが出来るようになれ!」
その後、初めてファンレターをもらい、ポツリ、ポツリしかお客さんのいなかったステージが満席になり、徐々に口コミとなって、今の国民的アイドルグループへと成長していったのです。
レコード大賞の時、メンバーはこう言います。
「決して私たちが他のアーティストさんと比べて、優れているなんて思っていません。歌もみなさん上手いし、ダンスも私たちより上手い方達はいっぱいいます。でも、それでも大賞取りたいんです!
ここまで私たちを引っ張ってきてくれた全ての人に、恩返しがしたいんです!」
売れていない時から応援してくれている人の為に、何としてでも賞を取りたいって。
なんだか、スタートしたばかりの我々は、AKBと近い考えを持っています。
ということで、来週の新年会ではAKBを歌って踊って盛り上げるつもりです。(ナーナ、ナーナ、ナナ♪)
院長 野村