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信念という御神木

2012年01月05日

今日は、当院にとっては正式な仕事始めでしたので、朝6時半、スタッフ全員で行ってきました。

 

江田神社!

 

以前のブログでも登場した江田神社ですが、ここでおさらいをしておくと、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)の日本最古のご神体を祀る神社で、みなさんよくご存じの天照大御神は、伊邪那岐命が伊邪那美命の居る黄泉の国から生還し、黄泉の穢れを洗い流した際、左目を洗ったときに化生したとされているので、この神社は、その上の神様が祭られているということでしょうか。

 

こんなところに朝早くみんなで来る人達はいないだろうと思っていたのですが、いやいや居ました。

 

やっぱりここはパワースポットなんだと思いつつ、我々は気合を入れるために、江田神社奥にある禊神社で、アントニオ猪木ばりの気合を入れてきました。

 

 

“1、2、3、ダー!”

 

 

平均年齢40.7歳(男子2名、女子5名)

 

今年もテンション高く始まりました。

 

その中でも、45歳男子は、御神木に抱き付きながら、“癒される~”って言っていましたので、テンションが上がり過ぎたのは間違いありません。

 

 

それからクリニックに戻って、掃除をした後、いつものようにミィーティングをして、まずは自分の健康が大切ということを確認。そして、当院のスローガンを唱え、天照大御神が祭ってある神棚に手を合わせて、さあ仕事開始!

 

 

こうしてみると、当院はなんだか秘密結社のようですが、我々スタッフの考えはいたってシンプルなんです。

 

 

“感謝”

 

 

ただそれだけです。

 

 

この日本に生まれ、何かを支配するわけでもなく、万人を受け入れる存在を、感謝を表す存在と認めているだけです。

 

そこに依存と支配があるならば、それは間違ったものになると思います。

 

 

 

誤解を招くかもしれないので、ここからちょっと真面目な話をしたいと思います。

 

 

実は、今日初めてオウム真理教の平田容疑者が12月31日に出頭したことを知りました。

 

オウム真理教は宗教団体でしたが、あの組織には、依存と支配が存在していました。

 

だからこそ、それに反するものを除外しようとする力が働きました。

 

しかし、依存と支配は、実は我々の日常生活の中でも存在しています。

 

 

いじめがそうです。

 

強いものに迎合して、支配する。

 

 

会社組織でもあります。

 

上司に逆らえず、行動してしまう。

 

 

そして、今の政治もそうでしょう。

 

政治家それぞれは我々国民が選んだすばらしい人達であり、すばらしい考えを持っておられるのに、政党に依存・支配されています。

 

 

3.11の大震災、アラブの春、ヨーロッパ各国の金融危機、金正日の死去

 

 

世界は目まぐるしく変貌し、何かを気づかせようとしているかのようです。

 

今我々は、“本当に何が大切なのか” 依存ではなく、自分自身で運命を切り開いていく時に直面しているのかもしれません。

 

そのためには、ひとりひとりの生きざまが根底から変わらなければならない。

 

表面的に「経済の豊かさ」「家庭の安定」を願っていても、良い解決法は出てきません。
     

 

自分自身の内面を真剣に見つめ、これからの人生をどう生きていいのかを真剣に考える。


自分は“何を求めているのか” “何がしたいのか” を心ゆくまで尋ね、素直な心に従う。
     

 

はっきりとした答えは出ないかも知れませんが、内面を見つめることで、心の成長に伴い、新たに何かに気づくでしょう。

自分が何をしたいのかが分からなければ、自分はおろか、他人もどのように力を貸せば良いのか分かりません。

 

 

夢に近づくためには、“したい”ことを明確にすること。

 

 

それが、自分の“舵”となって、他人の“応援”になってくれます。

 

 

 

 

昨日は、8年ぶりに以前勤務していた鹿児島の病院へ健診で行きました。

 

以前勤務していた常勤4人という最悪の状況の影すらも見当たらず、10倍以上の医師が勤務している活気ある病院に様変わりしていました。

 

そこで、研修医の先生方とお会いして少し話をする機会があり、自分の経験から何かエールを送りたかったのですが、きちんとお伝えすることができませんでした。

 

そして、久しぶりに来た私をわざわざ訪ねて来てくれた看護師さんの息子さんも、大学受験を控えているようでしたので、今日は伝えきれなかったことを、彼らのためにも書きました。

 

 

 

私は、“教育が国を創る”と思っています。

 

 

 

若い人達がこれからの世の中を創っていく上で、自分の軸となるものを見つけることができる環境を、我々大人が創っていかなくてはならないと思います。

 

 

私たちは医療通じて、健康的に生きていくという大きな軸を、街づくりに繋がるように今年も活動していきます。

 

 

 

                                       院長 野村

 

 


 

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