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重いを形にして

2011年11月26日

子供たちのおもちゃを片づけていると、パンやさんの車が出てきました。

 

子供たちはこれを『マー君のパン屋さん』と呼んでます。

 

 

 

マー君は、私の地元のパン屋さんで母と一緒に働いていました。

 

朝、早い時は2時ころから準備をしてパンを焼く。

 

その日の夕方、買い物に行っても、疲れた顔一つせず笑顔で迎えてくれる。

 

いつも行くだけでパワーをもらっていました。

 

お客さんが「卵アレルギーで・・・」と言えば卵を使わないおいしいパンを考えて作り、「このパンもっとこんな味にしてほしい」と言えば、お客さんの意見を取り入れたパン作りをする。

 

どんな時もお客さんのために、精一杯の努力をする方でした。

 

私たち夫婦は、結婚式の引菓子を彼にお願いしました。

 

彼は、一人で180個のシュトーレンを3日かけて作ってくれました。

 

180人の手に渡るシュトーレン。

 

その箱の中を見てビックリしました。

 

可愛く、ラッピングしてあるのですが、一切、誰が作ったのかわからないのです。

 

自分の自己紹介でも入れておけばお客さんが増えたかもしれないのに・・・

 

でも、マー君は、そういった宣伝をしませんでした。

 

(当院の院長のように・・・)

 

でも、おいしいパンはもちろん、人柄、優しい笑顔はすぐに大人気になり、みんなの心を癒してくれるパン屋さんになりました。

 

自分が自分らしくあり、大事なものを大事にする。

 

これは、自然と周りに伝わっていくものですね。

 

今、マー君は自分の夢に向かって大阪で頑張っています。

 

宮崎を離れるときに、息子に「忘れんといてな」とくれたパン屋の車。

 

息子だけでなく、みんなの心にも彼は残っています。

 

 

 

結婚式が11月だったので、この季節になると彼を思い出します。

 

彼のおいしいパンを食べてすくすく大きくなったあの日々を・・・

 

                                       看護師 森

 

 

 

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