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厚化粧の生き方

2020年08月11日

病院って行きたくないところ?

コロナ禍の中、病院は感染のリスクが高い場所になってしまいました。

と言っても、もともと病気の方が多く集まる場所なので、以前からそうだと言えばそうなのですが、新型コロナウイルスのことで、患者さんそれぞれが持つ病院へ印象が分かるようになってきました。

開業する前は、10年間心臓カテーテル治療をしていましたが、患者さんが手術を受けることへの心構えの違いと治療結果には差があるような気がしていましたが、開業してからも、病院を受診すること・内服薬への理解など、患者さんによってはとても違いがあり、どうもその後の経過にも違いがあるような気がします。

ハーバード大学の研究で、手術の執刀医が、患者さんへ祈りを捧げる場合とそうでない場合とでは、手術の成功率に差がでるといったデータがあります。

もちろん祈りを捧げた方が成功率が高いです。

“病は気から” とはよく聞く言葉ですが、多くの方は、この言葉は半信半疑なんだと思いますが、心理学者の小林正観さんの本にはこういったお話がありました。




結婚して数年たつが、夫の両親と、なにかと価値観や意見が一致しなかった。

イライラしたり無視したり、けんかこそあまりしなかったが、楽しくない日々が続いていた。

その時に「念を入れる」という話や、いろいろな問題は7~8割が自分が変わることで解決できるという話を聞き、試しに、ある日の夕食でやってみた。

ご飯を炊くとき、「このご飯を食べる人が健康で幸せになりますように。優しい笑顔の人になりますよう。言葉の一つひとつに温かさをこめられる人になりますよう」と“念”を入れながら、米をといだ。

さらに、すべての料理をそのように念じながら、作った。

その日の夕食はいつもどおり(普通)で、特に料理に関する話は出なかった。

食後、台所で食器を洗っていると、ポンポンと誰がが肩をたたく。

振り返ってみたら、夫の母(姑・しゅうとめ)だった。

何かと思い、緊張して身がまえたら、「今日の夕食おいしかったよ」との言葉が耳に届いた。

耳を疑ったが、確かに姑からの言葉だった。

その夜は父母とも機嫌がよく、その日を境に3人の関係は信じられないほど好転し、「この人たちを私は誤解していたのかもしれない。『何となくイヤ』『合わない』という気持ちが、二人との間に溝をつくっていたのかもしれない」と思うようになった。

「気を入れる」という実験は、信じられないほどの結果をしめした。

26年間アトピーで悩んでいた女性と、1年ぶりに(十数人の会合で)お会いしたときのことです。

私はそのとき、「あなたとは初めてですね」と言ってしまいました。

「とんでもない、もう何回もお会いしているじゃありませんか」

と彼女は笑い、名乗りました。

「え、全然顔が違うではありませんか」

と驚く私に、

「昨年までは厚化粧して来てましたから」

と、彼女は大笑いするのです。

「アトピーが治ったので、今日は素顔なんです。それでわからなかったのでしょう」

皆で、ますます大笑いしました。


話によれば、ありとあらゆる治療をしても、26年間アトピーが治らなかったのに、半年ほどまえからお茶を飲むときに、「私の体の細胞を正常にしてくださって、ありがとうございます」と声に出して言うようにしたら、わずか2週間で発疹が消え、1ヵ月ほどで「普通の人の肌」になったということです。

以後半年、“普通の人”なのだそうです。


他のすべての治療をやめて、これだけにしたということで、「他の治療法はまったくかかわっていない」と彼女は断言しました。


彼女は飲み水(実際に飲むときはほとんどお茶ですが、味噌汁やコーヒー、紅茶などを飲むときも)を体に入れるときに、「ただお礼を言う。感謝する」の1点だけを実行したそうです。

2つの事件を結論づければ、「気」や「念」はどうも存在するらしく、その「気」や「念」は、人の体に入るものに対して顕著に、効果を示すものらしいのです。

いや、「人の体に入るもの」(食べ物、飲み物)だけに限定するのは間違いかもしれません。

すべてが「気」や「念」で解決するわけではないでしょうが、今までやってこなかった人には、とても楽しい“実験”が待っていると言えそうです。
  

「き・く・あ」の実践―今すぐ幸せになれる方法 小林正観 サンマーク文庫
   メルマガ 人の心に灯をともす より
 

治療薬は、薬にも毒にもなるとはよく言ったもので、それも自分次第ということなのでしょう。

患者さんには、薬をとても嫌う人もいれば、薬を飲むことで安心される人もいます。

どちらもその人の人生にとっては正しいことなので、要するに、自分の選択したことを信じきること。

そして上手くいかなかったら方向転換‼

そういう時って、自分に “いいね” ボタンは押せませんから、信頼できる大切な人に押してもらいましょう。

コロナ禍だからこそ、本当に “気” が合う人が大切になってきています。

人の本音が見え隠れする今、“念” を入れて今の生活を見直してみてください。

きっと体調も良くなると思います。

                                                                                                             院長 野村

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