先日、シミ・シワ・たるみ・肌の老化は酸化からとお伝えしました。
体の老化まで促進する新原因『糖化』が最近話題になっているようです。
「抗酸化」よりも、肌と体の老化を防ぐ「抗糖化」だそうです。
肌のシミ・シワ・たるみだけでなく、骨・血管・脳にも影響があるのです。
私たちのからだの多くは「タンパク質」で構成されていますが、食事で食べた「糖」と結びついて
「劣性タンパク質AGEs」になって体に蓄積していくことを言います。
お肌の大敵と言えば、乾燥・紫外線・酸化・ミネラルオイル・塩素水道水など様々ですが、これは
外側からの要因で、肌の内側っで起こっていることがまさしく『糖化』です。
近年、コラーゲンを摂取したり注射をすることで、ハリ・弾力を取り戻そうという人もいますが、
実は、コラーゲン内の「劣性タンパク質AGEs」の蓄積が肌の糖化となり、弾力にも影響を及ぼし
ています。
若い時は、コラーゲンを自力で生成することができますが、年と共にコラーゲンを生成する力が弱
まってくるため、弾力がなくなり、たるみが起こり、シワができてしまいます。
スキンケアを頑張っても、糖化のせいでダメになることも…
髪の毛もタンパク質でできているので、ツヤ・コシのない髪の人は、糖化を疑ってみるのも1つだ
そうです。
糖化はどうしても避けられません。
できるだけ予防していくことが大切です。
甘いものを食べ過ぎない!
食物繊維を多く摂取する!
緑茶(カテキン)を飲むような習慣を取り入れる!
食物繊維、お酢、レモンは、糖の吸収を遅らせたりすることもでき、αリポ酸、ローマンカモミー
ルティー、ぶどう、オリーブ、緑茶カテキンなどは、糖化を阻害する因子が含まれている抗糖化の
成分だそうです。
今年の夏は、酸化もさることながら、糖化に要注意!
受付 渡邉