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舞台に上がる前に整える襟元

2012年06月25日

私は妄想癖があります。
 
妄想癖を言い換えると、ドリーマー。
 
昨日のブログでも登場しましたが、物事を別の言葉や捉え方に変えることをNLPでは “リフレーミング” と言います。
 
ドリーマーと聞けば、なんだかカッコよく聞こえますが、ドリーマーのままが続くことは、ぜんぜんカッコよくありません。
 
少しでも自分の理想とする姿に近づける。
 
そうなるためにイメージが必要になります。
 
 
ここで “モデリング” というものの登場です。
 
 
 
これを、能力開発の指導者 西田文郎さんの言葉をお借りして説明します。

 
 
本音と建前という言葉があるように、人間の中身とうわべでは違うものである。
 
これは、何も悪いことではない。

自分を抑えて他人と協調したり、社交的に装ったり、ときには自信満々に振る舞うとった演出は、社会生活を上手く営む上でも、組織をスムーズに運営していく上でも、必要不可欠な要素である。

本当は真面目なのに世間で不真面目だという評判が立つより、真面目でなくても「あの人は真面目だ」という評判の方が重要。

本当は責任感の塊なのに無責任と思われるより、責任感がそれほどなくても「あの人は責任感の強い人だ」と思われることが大切。
 
つまり、役者のように自分が演じる役の評判が、本来の中身よりも重要なのだ。

今よりさらに、良い評判がほしければ、客観的に自分の能力、言動、信頼性、人間性をチェックして、
自分がどうあるべきかを考えデザインするのだ。

イメージデザインができれば、あとは忠実に演じ続けるのである。
 
そうすれば、やがて本物になるはずだ。
 
まずは、役者になりきってみろ。

              『究極の成功思考』 西田文郎 インデックスコミュニケーションズ

 

 

 


全て本音で生きられたらとても楽でしょうが、現実世界ではそうはいきません。
 
心の中で、「この人は嫌だな」と思っても、「いつもありがとうございます」とニコニコしなければならないこともあります。
 
特に商売、営業においては、それがなければ多くのお客さんが離れていくでしょう。

いつもニコニコして、腰が低くていい人だ、と思っていた人が、よく聞いてみると、ほんとうは、短気で、怒りっぽい人だったということがありますよね。

しかし、自分の欠点を自分で承知し、我慢をかさね、治そうとしている努力の人かもしれません。
 
 
欠点を長所に変えていく日々の努力をしていくと、それがその人のイメージとなります。

本当は、勉強嫌いなのに、「勉強好き」のイメージの人。
 
遊んだり、大騒ぎが大好きなのに、「真面目」というイメージの人。
 
外に出歩くのが好きじゃないのに、「社交的」というイメージの人。

 
自分ではそうじゃないと思っているけれど、そう振る舞う。
 
 

元気がなくても、元気そうにする。
 
ツイてなくても、ツイてるという。
 
楽しくなくても、楽しそうにする。
 
幸せでなくても、幸せという。
 
 
 
自分がそうなりたいと思っている人をモデルにして、その人になりきってみる。
 
 
 
絶対中途半端はダメです。
 
 
 
昨日は、1人の役者を目の前にして、久しぶりに刺激的な1日でした。
 
 
                                     院長 野村
 
 
 
 

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