子供たちが、階段の壁にペンで落書きをしていました。
主人が「壁に落書きしてるのはだれか~!!!」と言ったところ、
兄「こはるも書いたわ~」
妹「にーにも書いたわ~」
と言ったそうです。
怒っていた主人も苦笑だったようです。
後に、その話を聞いて、私も苦笑でした。
子供たち2人とも、自分が悪いことをしてしまったことはわかっており、きっと「しまった」と思ったのでしょう。
その中で、自己防衛が働き、「ごめんなさい」の前に、「○○もした」という言葉が出たのではないでしょうか。
これは、誰が教えたわけでもありません。
日々、生活していく中で自分を守るための1つの方法として身についたのかもしれません。
これは、子供だけに限ったことではありません。
大人でも、何かトラブルが起きたときに大なり小なり自己防衛本能は働くのではないでしょうか。
子供と異なるのは、自分の守り方だと思います。
子供は、誰かのせいにして自分を守ろうとすることが多いです。
それは、あえてその方法を選択しているのではなくその方法しか知らないからです。
大人は、経験してきたいろいろなことからたくさんの選択肢を持っています。
何を選択するかで対処方法も変わってきます。
起こってしまったことを受け入れ、自分を振り返り、対策を見つけ次のステップアップへの足ががりにできる。
そうやって、自分の心を奮い立たせるとともに守っていけるように成長できたらいいなと思います。
失敗はこれからたくさんあると思います。
その都度、立ち止まって振り返りながら、少しずつ子供たちと前進できていけたらいいなと思います。
子供たちの「どんまい!どんまい!」に助けてもらいながら・・・^_^;
看護師 森