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光と闇に包まれ咲く花の香り

2012年05月19日

来週は金環日食が見られるということで、小学校の登校は30分遅らせると聞きましたが、光と影が交わる瞬間、私は遮光板は使わず、世の中の光の変化を感じたいと思っています。

 

しかも、この日はとてもパワーのある日らしく、何かを起こす日にはとってもいい日なのだそうです。

 

私は、ひとの生き方に当てはめても、明るいこと、暗いことがあることで、物事に味わいがでるのではないかと思いますが、多くの方もそのように思っていおられるようです。

 

 

ある文芸評論家の話。

 

 

「日陰がなく、日向(ひなた)だけの男は暴力である」

 

病気を知らず、逆境に悩んだこともなく、挫折(ざせつ)に苦しんだこともない。

 

人生の陰影(いんえい)に乏しく、ただ明るいだけの男は、存在そのものが堪たえ難い、というのである。

 

 

 

元京大総長の平澤興(ひらさわこう)氏の話。

 

 

知識ではなく、その人全体から滲(にじ)み出る味わいでその人物がわかる。また、そういう人にならなければなりません。

 

 

 

作家の五木寛之さんの話。

 

 

朝顔の花は朝の光を受けて咲くのだと思われていた。

 

しかし、ある植物学者が朝顔のつぼみに24時間、光を当てていても、花は咲かなかった。

 

朝顔の花が咲くには、朝の光に当る前に、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠。

                                                                         

 

                        『ポケット名言集』 藤尾秀昭  致知出版社

 

 

 

体も頑強で、お金の苦労もなく、勉強も出来る、という何不自由なく育った人には、他人の痛みや悲しみがわからない人が多い。

 

「名選手は名監督にあらず」という言葉は、一流の選手だった人は、自分ができるために、できない選手の気持がわからないというもの。


ミスの多い人は、偉大なことを成し遂げる。なぜなら、ミスに強いから。

 

 

こういったことが言われるのも、偏った生き方はダメだということでしょう。

 

 

テンションが高すぎるのも問題あり!

 

 

今日はスタッフと騒ぎすぎたので、明日のお休みは、静かに黙って家の掃除でもします。

 

 

                                     院長 野村

 

 

 

 

 

 

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