今日、家に帰ってくると、玄関で子供たちが迎えてくれました。
「いらっしゃいませ~!!!」
私は、何事かとしばらく玄関で固まってしまいました。
それからも、「お荷物お持ちしましょうか?」と買物して来た袋を運んでくれ、
「こちらへどうぞ」とランチョンマットが敷いてある席に案内。
何事かと思いつつも、されるがままの私。
手作りのメニュー表が出てきて注文すると、料理が出てきました。
『いつもありがとう』と書かれた色紙とともに。
我が家の母の日は2日遅れの今日だったようです。
改まると照れくさいような気持ちもありましたが、やっぱり、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
企画してくれたのは主人ですが、準備する段階の子供たちの様子を想像するととても微笑ましく思います。
母の日ということ自体はまだ理解できていないかもしれませんが、私のことを思ってくれながらいろいろ準備をしてくれたかと思うとうれしさも倍増です。
誰かのことを思う。
誰かを想い、その人のために何ができるだろうと考えることがあります。
しかし、それは思っているだけでは伝わりません。
自分の想いを言葉や行動で伝える。
伝わったことで、次、自分にできることが見えてくることもあります。
子供たちも、自分の気持ちが伝わり、相手が喜んでくれると自分もうれしくなるということを感じたのではないでしょうか。
そんか、場を作ってくれた主人にも感謝しつつ、これから私も子供たちにそんな風に感じることのできる場を提供していけたらいいなと思います。
父の四十九日で母の日なんてすっかり忘れられてるとすねていた私も、単純ですがご機嫌です。
母の日もそうですが、自分が母親になった今、母親の偉大さを感じています。
まだまだですが、子供とともに少しづつ成長していきたいと思います。
看護師 森