ゴールデンウィークの真っただ中。
初日は、霧島連山の見える牧場、今日は初めて鈍行列車に乗って遊びに行ったり、久々に子供たちと外で遊びました。
おかげで顔が真っ赤です。
私は娘が2人ですが、この2日間で、子供たちのいろいろな姿を見ることができました。
特に、上の子が妹のことをとても思いやる姿には、段々と姉という役割を感じているのだろうかと思うことがありました。
私は、いつも自分の“役割”について考えることがあるのですが、みなさんご存知の“こころのチキンスープ”という本の中に、心温まることが書かれていました。
『役割はそれぞれ』
自分にまわってきた役目や自分が置かれた立場にがっかりするようなとき、私はジェイミー・スコット少年のことを思い出すことにしています。
ジェイミーは学校のお芝居で何かの役をやりたがっていました。
彼の母親から聞いたところでは、ジェイミーは絶対にそのお芝居に出るのだと思い込んでいたそうです。
でも、母親は、役にはつけないだろうと心配していました。
配役が発表された日、私は彼女といっしょに彼を迎えに学校に行きました。
ジェイミーは駆け寄ってくると、興奮と誇りで瞳をキラキラと輝かせて言いました。
「聞いてよ、ママ!」
彼は大声で叫びました。
「ぼく、拍手喝采する役に選ばれたんだ!」
「こころのチキンスープ」ジャック キャンフィールド著 ダイヤモンド社
拍手喝采を受ければ、誰もが、うれしいと感じると思います。
しかし、世の中、受けるばかりの人では、拍手は聞こえてきません。
誰もが、拍手を贈る気持ちを常に持つことができれば、素晴らしい世の中になるかもしれませんね。
明日は、久しぶりの結婚式。
拍手喝采する役に選ばれた私は、しっかりと役割を果たしてきたいと思います。
院長 野村