昨日、パパ(31歳)vs 息子(4歳)のバトルが繰り広げられました。
息子は、大泣きで『パパなんて大嫌い!!!』と叫び、主人も最初は『ごめんね』と謝っていましたがあまりにも泣き叫ぶ息子にイライラ・・・
最終的には、『もう知らん!!』と・・・(-_-;)
事の発端は、仲よく2人ぬり絵をしていたところ息子がぬってほしくなかったところを主人が塗ってしまったこと。
2人とも喧嘩して意地もあるのか冷戦状態。
息子に『パパと仲直りしなくていいの?』と聞いても首を横に振るだけ・・・
私も、半分あきらめつつも、別室でお布団に入りながら息子と話をしました。
彼が怒っている経緯を聞くとやはりぬり絵のこと。
謝ったことに対して許す事も大切だということを話すと彼は理解してくれました。
最後に、しかめっ面をしている息子に『パパは、大好きなあー君から、「パパなんて嫌い!!」って言われてとっても悲しかったんじゃない?ママが言われたら悲しいな』
と話すと、みるみるとこわばった顔の緊張が緩み、涙がポロポロこぼれてきました。
パパには腹が立って、許せないという気持ちと同時に『大嫌い』と言ってしまったことにも心を痛めていたのでしょう。
感情に任せて思ってもない言葉が出てしまう・・・
これって、大人でもあることですよね。
大人は、自分で気持ちの整理をしたり、気持ちを立て直すことができますが4歳の息子はどうしていいのかわからなかったんでしょう。
これを、「わがままだ」ととらえるか、「あるがままだ」ととらえるか・・・
自分の感情が高ぶっているときに後者と捉えるのは至難の業ですが・・・
昨日の2人のバトルを冷静に見ていて、息子が自分の放った言葉でパパが傷ついているかもしれないと感じ、涙したことは彼が1つ成長した証なのでしょう。
お布団の中で、ポロポロ涙を流す息子に『パパにごめんねって言おうか』というとうなずいたので
『パパのところに行っておいで』と言うとヒックヒック泣きながら
『お布団から出るのは寒い(;_:)』と・・・
これはわがままでは???と思いつつも、息子の謝る勇気を尊重して、主人に来てもらい無事仲直りできました(^_^;)
小さな出来事が、私たちに大きな気づきをもたらしてくれました。
この気づきを大切にしていきたいと思います。
看護師 森