今日は、とある仲間の忘年会に行きました。
全国各地から集まった仲間たちで、みんなすごいパワーを持っていて、話しているだけで元気になります。
そんな忘年会の余興で抽選会がったのですが、なんとその商品は、その仲間たちの中で本を出した人たちの本なんです。
そして、抽選会が始まり、やっぱり私は当たってしまいました。(私は、かなり運がいいので!)
ところで当たった本はというと、心理カウンセラーの心屋仁之助さんの本でした。
すぐに、帰りの飛行機の中で読み切ってしまったのですが、内容はというと、我々には何かをしようとしてできないことがあるのは、こころのなかに“恐れ”があるということ。
では、“恐れ”とは?
それは、3つの種類があり、“刷り込み” “怒り” “劣等感”
刷り込みは、するべき(価値観、ルール)、しなさい(命令)、するな(禁止)などですが、これは、主に親からの影響が大きく、これらの価値観は、教えた人の常識であって、世の中の常識ではありません。
刷り込みとは、つまり「いつかどこかで繰り返し聞いた誰かの価値観」ということ。
怒りは、子供のころ恥ずかしかったこと、認めてもらえかなったことで、そういった経験があると、何かをしようとすると、「きっと面白くない」とか、「上手くいくはずがない」など、はじめから諦めてしまう。
それは、子供のころの経験が関係していて、無意識の領域に影響している奥深いものです。
劣等感は、自分と他人を実際に比較したときに発生します。
「お兄ちゃんはできるのに、あなたはできない」など、
知らず知らずに子供に言っている言葉です。
これらは、ほとんどが子供のころに経験したことがベースになっているため、いかに親の言葉が大切かということがわかります。
この本を読んでいて、子育ての重要性を再確認したのですが、終わりの章で、子供には絶対言っては言ってはいけない言葉が書いてありました。
それは、「あなたのことが心配」という言葉でした。
心配しているっていうことは信用していないということ。信用していないから心配する。
もしそんな気持ちになったときは、「あなたのことを信頼しているから」って言う。
子育ては、信頼すること、許すこと。
あなたはきっと大丈夫。
あなたが選ぶことはすべて信じている。
一度や二度の失敗があっても、きっとあとでよくなるステップだからどんどんすればいい。
愛する人にはそんな気持ちが大切なようです。
じゃあ、一番愛する人って子供たちだけ?
いえいえもっと大切なひとがいますよ。
それは、自分です。
何かをしようとしてできないひと、自分を許してあげてください。
ダメだと思っているのは、意外に自分が思っているだけで、ひとはそこまで思っていませんから。
ということで、今日は帰ってきて早々娘達をほめまくったら、うれしくなって二人で仲良く踊ってました。
しかし、ほめられていない私の奥さんは不機嫌だったのか、「私は?」ってジロリ!
やっぱり、世の中そう簡単にはうまくいかないものですね。
院長 野村