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心配なあなたが大好きです。

2011年12月18日

今日は、とある仲間の忘年会に行きました。

 

全国各地から集まった仲間たちで、みんなすごいパワーを持っていて、話しているだけで元気になります。

 

そんな忘年会の余興で抽選会がったのですが、なんとその商品は、その仲間たちの中で本を出した人たちの本なんです。

 

そして、抽選会が始まり、やっぱり私は当たってしまいました。(私は、かなり運がいいので!)

 

 

ところで当たった本はというと、心理カウンセラーの心屋仁之助さんの本でした。

 

すぐに、帰りの飛行機の中で読み切ってしまったのですが、内容はというと、我々には何かをしようとしてできないことがあるのは、こころのなかに“恐れ”があるということ。

 

 

では、“恐れ”とは?

 

 

それは、3つの種類があり、“刷り込み” “怒り” “劣等感” 

 

 

 

刷り込みは、するべき(価値観、ルール)、しなさい(命令)、するな(禁止)などですが、これは、主に親からの影響が大きく、これらの価値観は、教えた人の常識であって、世の中の常識ではありません。

 

刷り込みとは、つまり「いつかどこかで繰り返し聞いた誰かの価値観」ということ。

 

 

 

怒りは、子供のころ恥ずかしかったこと、認めてもらえかなったことで、そういった経験があると、何かをしようとすると、「きっと面白くない」とか、「上手くいくはずがない」など、はじめから諦めてしまう。

 

それは、子供のころの経験が関係していて、無意識の領域に影響している奥深いものです。

 

 

 

劣等感は、自分と他人を実際に比較したときに発生します。

 

「お兄ちゃんはできるのに、あなたはできない」など、

 

知らず知らずに子供に言っている言葉です。

 

 

 

これらは、ほとんどが子供のころに経験したことがベースになっているため、いかに親の言葉が大切かということがわかります。

 

 

この本を読んでいて、子育ての重要性を再確認したのですが、終わりの章で、子供には絶対言っては言ってはいけない言葉が書いてありました。

 

 

それは、「あなたのことが心配」という言葉でした。

 

 

心配しているっていうことは信用していないということ。信用していないから心配する。

 

もしそんな気持ちになったときは、「あなたのことを信頼しているから」って言う。

 

 

子育ては、信頼すること、許すこと。

 

 

あなたはきっと大丈夫。

 

あなたが選ぶことはすべて信じている。

 

一度や二度の失敗があっても、きっとあとでよくなるステップだからどんどんすればいい。

 

 

愛する人にはそんな気持ちが大切なようです。

 

 

じゃあ、一番愛する人って子供たちだけ?

 

いえいえもっと大切なひとがいますよ。

 

 

それは、自分です。

 

 

何かをしようとしてできないひと、自分を許してあげてください。

 

ダメだと思っているのは、意外に自分が思っているだけで、ひとはそこまで思っていませんから。

 

 

ということで、今日は帰ってきて早々娘達をほめまくったら、うれしくなって二人で仲良く踊ってました。

 

しかし、ほめられていない私の奥さんは不機嫌だったのか、「私は?」ってジロリ!

 

 

やっぱり、世の中そう簡単にはうまくいかないものですね。

 

                                       院長 野村

 

 

 

 

 

 

 

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