無知の知。
自分が無知であることを知る事が自分が変わる一歩。
知ることで自分がこれからどうあるべきか、どうなりたいかが見えてきます。
1つの出来事に対する自分の受け止め方でそれがプラスにもマイナスにもなります。
昨日、心理カウンセラーの衛藤信之先生のセミナーを受けてきました。
以前より参加したいと思っていたセミナーでしたが、博多ということもあり、仕事や子供のことを考え参加することを躊躇していました。
しかし、家族や院長をはじめスタッフの後押し、協力があり参加することができました。
この一歩を踏み出したことが私に大きな感動と衝撃を与えてくれました。
初めて会うたくさんの人たちと同じ空間でセミナーを受け、泣いたり、大笑いしたりして一体となる。
初めて味わう感覚でした。
博多には、たくさんの人が行きかう中、笑顔で「おはようございます」「気をつけていってらっしゃい」「今日もお疲れ様」と声をかけ続ける警官がいらっしゃるそうです。
ほとんどの人が素通りするそうですが、それでも声をかけ続ける。
なかなかできることではありません。
私だったら、くじけてしまうかもしれません。
しかし、それは私が相手からの返事をもとめているからかもしれません。
警官の方は、相手を思いやり、自分が声をかけることに重きを置き、私は、相手から返事が返ってくることに重きを置いてるのではないかと気づかされました。
求めるだけでは何も始りません。
それに気づかされた私は、どうしてもその警官に会いたくなり、博多駅周辺に行ってみましたがお会いすることはできませんでした。
いつかお会いしたら、私から声をかけることができたらいいなと思います。
「人は自分を愛せる程度しか人を愛せない」
人をたくさん愛するためには自分をたくさん愛する。
そのためには、過去にとらわれたり、未来を心配するのではなく
『今、この瞬間を楽しむ』
楽しむことでたくさんの笑顔があふれます。
笑顔は1番簡単にできる、自分へのまた、周りの人への最高のプレゼントです。
衛藤先生が、「一生を終えるとき、どのような終わり方をしますか?」と問われました。
人は産まれる時、泣いて産まれ、周りの人は笑顔で迎えてくれます。
一生を終えるとき、周りの人は泣きますが、自分は笑顔で終える。
そんな生き方を私はしたいと思います。
最後まで、笑顔のプレゼントができるように。
その時まで、「最高の家族、最高の仲間とともに笑顔あふれる場所を作っていきたい」という思いが今まで以上に強くなった1日でした。
看護師 森