こんにちは。
昨日の、加藤さんのブログにもあったように、これからおいしいものを食べる機会が増えますね^m^
私も、個人的に楽しみです(*^_^*)
食事をするとき、両手を合わせて、「いただきます」と言いますよね!?
他にも、仏教に関する儀式の際はもちろん、親しい間柄では、お詫びをするときや、お願いをするときの仕草としても手を合わせるという行為を使うことがあります。
私の父は、人と楽しい時間が過ごせた時や、人に助けてもらった時などあらゆる場面で「ありがとう」と言いながら手を合わせ深々とお辞儀をします。
私は、幼いころから父のこの行動が不思議でした。
なぜ、人に向かって手を合わせるんだろう??父の癖??相手に誤解を招かないだろうか・・・?などいろいろと考えていました。
調べてみたところ、合掌はインド起源の礼拝の仕草で、右手は仏の象徴で清らかなものや知恵を表し、左手は自分自身であり、行動力の象徴だそうです。
両手を合わせることにより、清らかなものや知恵と自分自身が一体となるという意味があるそうです。
また、他者に向かって合掌をすることは、相手に対しての深い尊敬の念を表す意味があるそうです。
普段、何気なく行っている仕草の中にも、深い意味があるんですね(^-^)
父の行動も間違いではなかったようです^_^;
しかし、父は、私の結婚式でも要所要所に手を合わせ・・・
見せどころの、父親が新婦を新郎に渡す場面で主人に手を合わせ、クライマックスの花束贈呈でも主人が父の胸元に花をつけると、手を合わせ・・・主人も一緒になって手を合わせ・・・
感動の場面なんですが、失笑が起きました^_^;
さすがに私も苦笑いでした(-_-;)
時と場合によっては表現の仕方を考えることも大切かな~と思いつつ、一番大事な場面だからこそ、
父にとっての、最大の『ありがとう』を父らしく表現してくれたことは、今となっては、うれしく思います。
皆さんは、どのように『ありがとう』を伝えていますか?
看護師 森