私自身、開業して初めてのセミナーを、本日、当院の多目的ホールで行いました。
お休みの中、たくさんの参加者の方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。
内容は“禁煙”でしたが、本当に伝えたかったことは、禁煙そのものではありませんでした。
“自分を大切にすることが、今あることに感謝できること”
ここ数年、自分に問いかけてきたことでもあります。
救急医療に携わりながら、多くの命を救うことができる一方、そうでないことも多くありました。
限りある命です。
いずれ迎えなければならない時が来ます。
ならば、今をどう生きるのか
内科医であり、ホスピスに関わってこられた柏木哲夫先生のことばをおかりします。
“「死にざま」こそ人生”
柏木哲夫 著 朝日新聞出版さんより
約2500名の患者さんを看取った著書の柏木哲夫さんは言います。
「多くの人は、生きてきたように死んでいく」
不平不満を言いながら生きてきた人は、不平不満を言いながら死んでいく。
周りに感謝して生きてきた人は、感謝しながら死んでいく。
しかし、こうも言います。
「人間は成長し続けることができる。人生の総決算の時に、素晴らしい成長を遂げる人も存在するのである」
今からだって何歳だって遅くない、
人は成長し続けることが出来るから、
感謝の人生にしよう。
感謝に気付く人生に。
たかがタバコ、されどタバコ。
明日は娘の運動会。
まずは、元気に育ってくれていることに、“感謝”
院長 野村