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別れ話

2011年10月30日

 

今日は一日雨でしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたか?

 

雨の日は、外にもでることなく家でゆっくりするのもよかったのでは。

 

ということで、私は我が家の家訓の3つある中の1つである“お片付け”をしました。

 

掃除が大好きな私としては、ただのお片付けではなく、いわゆる“断・捨・離”を決行しました。

 

 

衣替えということもあり、1年間着なかった服を徹底的に捨てる。

しかも、妻のものも!(実はこれが大変)

 

 

ここで、改めて“断・捨・離”を説明すると、ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。

 
               
 
               断=入ってくる要らない物を断つ
               捨=家にずっとある要らない物を捨てる
               離=物への執着から離れる

 

 

しかし、片づけていると、これ取っておこう、まだ使えるし、これあの時の思い出の品なんだよねとか、結局捨てられない。捨てることに不安を感じてしまうことがありますよね。

それは、不安でいる方が心地よいからかもしれません。

不安がない世界に不安を覚えるので、不安でいる方が逆に安心だという不思議な感覚。

幸せになるのが怖いという心理と似ていますよね。

こんな私が幸せになっていいのだろうか…

私が幸せ? 私だけなんて?

 

本当は幸せになりたいけれど、幸せになることに一種の罪悪感のような感情を持ってしまう。

なぜでしょう?

 

捨てることに罪悪感を感じるとすれば、それは違うと思います。

 

 

なぜならば、こころでは捨てたいと思っているから。

 

 

幸せも、捨てることも、ひとからどう思われるかなんて考えているから罪悪感に駆られるんです。

 

自分の人生、ひとに左右されるものではないはず。

 

断・捨・離でいうと、ひとつひとつのモノと丁寧に向き合うことで、心で感じたことに即行動に移さなければならないため、感性と知性のバランスが重要です。

断捨離はただモノを捨てる片づけ術にとどまらず、生き方のトレーニング。

目に見えるモノを通して、自分の内面を整えていくトレーニング。

トレーニングだから、しんどいこともある。

だけど、まずは目の前にある不要なモノを取り除くことから始めてみてください。

 

確実に何かが変わります。

 

 

ちなみに、うちの奥さん、整理収納アドバイザー2級を持っているんです。

 

しかし、今日捨てようとすると、「それは、思い出の・・・高かったし・・・」

 

そこはバッサリ。 

 

おかげでクローゼットはスッキリしました!

 

もしかして、うちの奥さんより片づけ上手なら、私は整理収納アドバイザー1級?

 

当院は、最近検定ブームなので、この話でまたまた盛り上がりそうです。

 

                                      院長 野村

 

 

 

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