私には84歳の祖母がいます。
家庭菜園で沢山の野菜を作っています。
膝が痛いと病院へ行き検査したところ、膝は何ともなかったのですが、腕の骨にヒビが入っていました。
医師より「固定しましょうか」と言われると、「そんなもんせんでいい!!何もできなくなる!!野菜もできくなる」と拒否し、結局そのままで2年が経ちました。
先日、会いに行ったところ沢山のゴーヤを作っており、私に「たくさん持っていきなさい」と言うので
「ばーちゃんのがなくなるよ」というと、
「ばーちゃんは、苦いからゴーヤはスカン!!!!」と・・・
私は、その言葉を聞いて、畑いっぱいのゴーヤを見ながら固まってしまいました。
なぜ嫌いなものを作っているのか尋ねると、「人にあげて喜ばれると嬉しい!それをきっかけに沢山話ができるし、楽しい。だから、寝込んでる暇はない!」と。
祖母にとって、病院や薬とは別に人と接することが元気の源であり、生活の張りなのだと感じました。
出会った人を大事にする祖母だから、祖母と出会った人も沢山のパワーをもらっているのではないかと思います。
私も、会うたびにパワーをもらっています。
おかげで、そのパワーの重さでナースシューズのひもが切れてしまいました・・・
でも、これって・・・私が太っただけ・・・かも・・(T_T)/~~~
看護師 森